２失点に絡んだとあれば、批判を浴びるのも致し方なしか。

　９月26日に開催されたUEFAネーションズリーグのリーグAグループ３第５節で、イングランド代表はホームのウェンブリーでドイツ代表と対戦。壮絶な打ち合いの末に、３－３のドローに終わっている。

　この試合で厳しい非難の声に晒されているのが、イングランド代表のCBハリー・マグワイアだ。

　まずは、スコアレスで迎えた50分にビルドアップをミス。目の前にいるジャマル・ムシアラにパスをカットされ、そこから仕掛けられて先制点となるPKを献上する。

　さらに67分には敵陣で不用意なボールロスト。ここから一気にカウンターを浴び、カイ・ハベルツのゴラッソを許した。
 

　英衛星放送『SKY SPORTS』は、PK献上シーンを「このような経験豊富なプレーヤーにとって信じられないほど無謀なタックル」と糾弾。また２失点目についても「あまりにも簡単にポゼッションを失った」とこき下ろしている。

　また、英紙『The Guardian』も「マグワイアの大失態はイングランドへの警告だ」と指弾している。

　マンチェスター・ユナイテッドでもポジションを失っているDFは、カタール・ワールドカップまでに復調できるのか。調子が上がらず、悩めるイングランドにとって深刻な問題だ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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