“ロールモデルカイザー”?元日本代表の長谷部誠の森保ジャパンへの帯同が電撃決定

2022年09月22日 本田健介(サッカーダイジェスト)

3日間、チームに帯同することに

練習を見守った長谷部。森保ジャパンにとっては頼もしい援軍になりそうだ。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部)

 11月のカタール・ワールドカップに向けてドイツ遠征を行なっている日本代表は、9月23日にアメリカと強化試合を行なう(現地時間:14時25分/日本時間:21時25分キックオフ)。

 前日となる9月22日にはスタジアムでトレーニングを行なった。

 その直前に反町康治技術委員長は、この日の練習から3日間、日本代表の元キャプテンでフランフルトに所属する長谷部誠が、チームに帯同することを発表した。同日の夜には選手たちに話をする機会も設けられる予定だという。

 反町技術委員長は「長谷部誠選手が、丁度、チームが4日間、インターナショナルウインドウなのでお休みということで、急遽、かけつけてくれました。前回のワールドカップでキャプテンを務めている経験値を含めて、チームにプラスになると我々が判断して、ぜひ来ていただいて、経験を伝えてほしいと、今日、明日、明後日、この3日間、参加することになりました」と説明。
 
 以前からオファーは送っていたとのことで「森保監督も含めて我々のリクエストでもあります。長谷部も昨年EL、今年CLで、そしてワールドカップでも世界のサッカー、ヨーロッパの世界を熟知していることを考えると、我々にとっては大きなプラスになると思います」と反町技術委員長は語った。

 肩書に関しては「ロールモデルプレーヤー? ロールモデルカイザー? いろんな肩書きを考えました」とし、「指導者の勉強もしているということなので、指導者目線で客観的に意見をもらったり、プラスになることを信じて。車で2時間でもこられるということなので」と期待も寄せた。

 冒頭15分が公開された今回の練習ではベンチコートを着て、練習を見守る長谷部の姿があった。

取材・文●本田健介(サッカーダイジェスト編集部)
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