【日本代表】トレーニング後に見られた懐かしい三笘薫と山根視来の“川崎勢対決”。貴重な1対1で山根が強調したこと

2022年09月22日 本田健介(サッカーダイジェスト)

勝負の行方は…

川崎で研鑽を積んできた三笘(写真左)と山根。ふたりの懐かしい1対1が見られた。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部)

 カタール・ワールドカップへ向けてドイツ遠征を行なっている森保ジャパンのトレーニングでは懐かしい光景も見ることができる。

 9月20日の練習後には、川崎でブレイクし欧州へ渡った三笘薫と川崎不動の右SB山根視来の1対1を見ることができた。

 三笘がフェイントをかけながらドリブルを仕掛け、山根が粘り強く対応する。かつては麻生のピッチや等々力で見られた光景が、改めて日本代表の練習場で再現されたわけだが、その勝負の行方は、山根に訊くと、「多分、全敗だったんですよ」と笑って振り返る。

 それでも翌日の練習では「今日は何回か止めてやりました」と強調し、「これは書いておいてください」とおどけた山根。

 
 昨季はベルギーで活躍し、今季はレンタル元だったプレミアリーグのブライトンでプレーする三笘のプレー関しては、「サイズがデカい相手だとか、より足が速い相手と対峙する機会が多くなっていると思うので」と、山根の目には変化も映ったようだ。

 山根にとって海外組と接することのできる日本代表の活動は「どういうトレーニングをしているのか、どうやって試合に持っていくかというのは、いろんな国の監督によって違うと思うので、そういうことを知れるのは良い刺激になります」とのこと。

 本大会メンバー生き残りへ、激しいアピールが合戦が行なわれている一方で、トレーニング後のピッチでは選手たちの様々な顔を見られるのも興味深い。

取材・文●本田健介(サッカーダイジェスト編集部)

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