ブラジルの新たなスター候補を巡り、バルサやマドリーが争奪戦か。元セレソン監督も太鼓判!「17歳とは思えない」

2022年09月22日 ワールドサッカーダイジェスト編集部

コパ・リベルタドーレスでは決勝進出に貢献

バルサやマドリーが熱視線を送るヴィトール・ロケ。(C)Getty Images

 ブラジルからまた新たなスターが誕生するかもしれない。スペイン紙『ムンド・デポルティボ』は、ブラジル1部リーグのアトレチコ・パラナエンセに所属する17歳のFWヴィトール・ロケに対し、バルセロナやレアル・マドリー、ユベントスが関心を寄せていると報じている。

 昨年ブラジル2部のクルゼイロでプロデビューしたロケは、今年4月に470万ユーロ(約6億5800万円)でアトレチコ・パラナエンセに移籍。加入後はここまで公式戦25試合に出場し6ゴール・2アシストを記録するなど主力として活躍している。

 特に、南米王者を決めるコパ・リベルタドーレスでは、ラウンド・オブ16と準々決勝でそれぞれ1得点を挙げると、準決勝のパルメイラス戦では2アシストで決勝進出に大きく貢献した(決勝は現地時間10月28日)。
 
 この17歳のFWについて、元ブラジル代表監督で、現在はアトレチコ・パラナエンセを率いるルイス・フェリペ・スコラ―リは、「彼は17歳とは思えないフィジカルとテクニック、メンタルを持っている。キープ力があり、スピードがあり、中盤に下りてボールをつなぐこともできる。DFにとって非常にマークしにくいストライカーだ。また、若いからまだまだ伸び代もあるだろう」と太鼓判を押している。
 

 記事はすでにユベントスが1500万ユーロ(約21億円)のオファーを出したが、断られたとも報じている。欧州に渡るのは時間の問題とみられているなか、どのクラブが彼との署名に成功するか、注目が集まっている。
 

構成●ワールドサッカーダイジェスト編集部
 
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