ブンデスの「推定市場価格」が一斉更新!最新ランキングのトップは? 日本人選手の最高位は…

2022年09月22日 ワールドサッカーダイジェスト編集部

上位陣ではマネが唯一のダウン査定

推定市場価格ランキングで上位に名を連ねた(左から)ヌクンク、べリンガム、ムシアラ。(C)Getty Images

 ドイツの移籍専門サイト『transfermarkt』が9月21日、ブンデスリーガでプレーする選手の「推定市場価格」を一斉に更新した。

 これは、選手の能力や実績、年齢、過去の移籍例などを総合的に判断して弾き出される評価額で、移籍マーケットにおける"市場価値"を示す指標として定評がある。

 今回初めてブンデスリーガ内でトップに立ったのは、イングランド代表としてカタールW杯での活躍も期待されるジュード・ベリンガムだ。まだ19歳ながらドルトムントの中盤の大黒柱に君臨。今回の改定で、1000万ユーロ増の9000万ユーロ(約126億円)と大台の1億ユーロに迫った。この金額は全リーグの選手を対象にしても4位タイだ(ちなみに1位はキリアン・エムバペで1億6000万ユーロ=約224億円)。

 2位には8000万ユーロ(約112億円)で3人がランクイン。昨シーズンに大ブレイクを遂げたクリストファー・ヌクンク(RBライプツィヒ)、バイエルンでもドイツ代表でも攻守の要となるヨシュア・キミッヒと、リーグを代表するスターに肩を並べたのがジャマル・ムシアラ(バイエルン)だ。

 ベリンガムと同い年の19歳の万能アタッカーは、シーズン開幕から眩い光を放ち、6試合で4ゴールをマーク。前回から1500万ユーロのアップで8000万ユーロ(約112億円)に推定市場価格をアップさせた。

 そのムシアラ以上の大幅アップとなったのがヨシュコ・グバルディオル(RBライプツィヒ)。屈強な20歳のクロアチア代表CBは、2500万ユーロ増の6000万ユーロ(約84億円)で10位タイにジャンプアップしている。

 上位陣で唯一、査定額を下げたのが今夏、リバプールからバイエルンに移籍したサディオ・マネだ。まだ新天地にフィットせず、メディアから批判の声も挙がっているセネガル代表FWは、前回から1000万ユーロ減の6000万ユーロ(約84億円)で10位タイとなっている。

 また、日本人選手で最高額となったのは2200万ユーロ(約30億8000万円)の鎌田大地。トーマス・ミュラー(バイエルン)ら、グレゴル・コーベル(ドルトムント)らと並んで39位タイだった。
『transfrmarkt』が算出した最新の推定市場価格「ブンデスリーガのトップ20」は以下の通りだ。

1位 ジュード・ベリンガム(ドルトムント) 9000万ユーロ(約126億円)
2位 クリストファー・ヌクンク(RBライプツィヒ) 8000万ユーロ(約112億円)
2位 ヨシュア・キミッヒ(バイエルン) 8000万ユーロ
2位 ジャマル・ムシアラ(バイエルン) 8000万ユーロ
5位   フロリアン・ヴィルツ(レバークーゼン) 7000万ユーロ(約98億円)
5位 アルフォンソ・デイビス(バイエルン) 7000万ユーロ
5位 マタイス・デ・リフト(バイエルン) 7000万ユーロ
8位 レオン・ゴレツカ(バイエルン) 6500万ユーロ(約91億円)
8位 セルジュ・ニャブリ(バイエルン) 6500万ユーロ
10位 レロイ・ザネ(バイエルン) 6000万ユーロ(約84億円)
10位 ヨシュコ・グバルディオル(RBライプツィヒ) 6000万ユーロ
10位 サディオ・マネ(バイエルン) 6000万ユーロ
10位 キングスレー・コマン(バイエルン) 6000万ユーロ
10位 ムサ・ディアビ(レバークーゼン) 6000万ユーロ
15位 パトリック・シック(レバークーゼン) 5000万ユーロ(約70億円)
15位 リュカ・エルナンデズ(バイエルン) 5000万ユーロ
17位 ダニ・オルモ(RBライプツィヒ) 4000万ユーロ(約56億円)
17位 ダヨ・ウパメカノ(バイエルン) 4000万ユーロ
19位 ニクラス・ジューレ(ドルトムント) 3500万ユーロ(約49億円)
19位 セバスティアン・アレ(ドルトムント) 3500万ユーロ
19位 ライアン・フラーフェンベルフ(バイエルン) 3500万ユーロ
19位 カリム・アデイェミ(ドルトムント) 3500万ユーロ
19位 ジョバンニ・レイナ(ドルトムント) 3500万ユーロ
19位 エドモンド・タプソバ(レバークーゼン) 3500万ユーロ
※1ユーロ=約140円で換算。

構成●ワールドサッカーダイジェスト編集部
 
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