古橋&前田らが不発…1年ぶり敗戦にポステコグルー監督「必要なレベルには到底及ばず」「教訓を得るために負ける必要はない」

2022年09月19日 サッカーダイジェストWeb編集部

国内リーグでの無敗記録は38試合で途絶える

まさかの完敗を喫し、課題を口にしたポステコグルー監督。(C)Getty Images

 現地時間9月18日に開催されたスコットランドリーグ第8節で、首位のセルティックは、8位のセント・ミレンと敵地で対戦。前半と後半に1点ずつ奪われ、0-2で完敗した。

 この日は自慢の強力攻撃陣が完全沈黙。後半のスタートから出場した旗手怜央は、得点の匂いのする鋭いクロスを何度か送り込むなど、ある程度、存在感を示すも、先発した古橋亨梧と前田大然は思うようにチャンスに絡めず。屈辱の完封負けを喫する小さくない要因となった。
【動画】古橋&前田が先発、旗手が後半から出場も…セルティック、伏兵にまさかの完敗

 セルティックはこれで開幕からの連勝が6でストップ。国内リーグ戦では昨年9月のリビングストン戦(0-1)以来の敗戦で、無敗記録も38試合で終止符が打たれた。

 クラブ公式サイトによれば、アンジェ・ポステコグルー監督は試合後、「必要なレベルには到底及ばなかった。セント・ミレンの選手たちは本当によく働き、自分たちのゲームプランに忠実だった。我々は本当に調子が出なかった」と課題を口にした。
 
「私はずっと、私たちにはまだ改善すべきエリアと、進歩し続けなければならないエリアがあると言い続けてきた。サッカーは正しい方法でやっていなければ、常にチェックが入るもので、今日もそうだった。我々のパフォーマンスには、自分たちが目ざすチームを反映するような要素はなかった。

 本当に望んでいたような機会を作れなかった。守備の強度もあまり高くなかったし、さっきも言ったように、全体として、自分たちが望むようなレベルには到底届かなかった。何事からも必ず学べるものがあるが、今日のような教訓を得るために、負ける必要はないはずだ」

 代表ウィークに入り、クラブでの試合は一時中断。オーストラリア人指揮官は今後に向け、最後にこう決意を誓った。

「サポーターのみんなには残念な結果となってしまった。この数週間はこの結果に甘んじるしかないからね。だから戻ってきたときには、しっかりと地に足をつけて、再び動き出す必要がある」

 宿敵レンジャーズとの勝点差は2に縮まった。ここで一度気を引き締め、再び連勝街道を突き進めるか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

【画像】日本代表が新ユニホームを発表! 久保、南野、岩渕など選手着用ショット!

【PHOTO】どこもかしこもデザイン刷新! カタールW杯・出場国の「本大会用ユニホーム」を一挙公開!

次ページ【動画】古橋&前田が先発、旗手が後半から出場も…セルティック、伏兵にまさかの完敗

みんなにシェアする
Twitterで更新情報配信中

関連記事