「ダイチは賢いプレーヤーだ」フランクフルト指揮官が長谷部&鎌田の日本人コンビの起用に言及「マコトとは話し合う」

2022年09月17日 サッカーダイジェストWeb編集部

シュツットガルト戦で先発起用の可能性は?

フランクフルトのCL初勝利に大きく貢献した長谷部(左)と鎌田(右)。(C)Getty Images

 現地時間9月16日、ブンデスリーガのフランクフルトを率いるオリバー・グラスナー監督が、翌日のシュツットガルト戦に向けた会見に出席。先に行なわれたチャンピオンズリーグ(CL)でハイパフォーマンスを披露した長谷部誠や鎌田大地に言及した。

 13日にCLのグループステージ第2節でマルセイユと敵地で対戦したフランクフルトは、1-0で勝利を収めた。チャンピオンズカップがCLに変更されてからは、この欧州の大舞台でクラブ史上初の白星となり、リベロで先発した38歳、長谷部の落ち着いたパフォーマンスには賛辞が寄せられた。

 また、VAR判定でノーゴールとなったもののネットを揺らし、攻守に幅広いプレーを見せた鎌田は、欧州サッカー連盟(UEFA)が選出するマン・オブ・ザ・マッチに輝いている。
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 グラスナー監督はまず、マルセイユ戦で「マコトやクリスティアン・ヤキッチは打撲した」と明かし、シュツットガルト戦の先発起用についてこのように述べた。

「ただ、2人ともプレーはできると言っているし、マコトとは話をするつもりだ。彼が親指を立てればプレーするし、そうしなければプレーはしないことになるだろう(笑)。私が知る限りでは、彼はプレーを望んでいるし、コンディションも悪くなさそうだ。どちらにしろ、きちんと話し合い、方針を決めたいと思っている」

 また、「鎌田はボランチか、それともシャドーか、どこで起用するのがベストと考えているか?」と問われると、このように回答している。

「彼はチームにとって大事な存在だ。だからここまですべての試合に出場している。ダイチは複数のポジションでプレーができる。それはサッカーというものを理解しているからだ。守備の面で、例えばデュエルに耐えうるのかという課題はもちろんあるし、超守備的なプレーヤーではもちろんない。

 だが、ダイチは賢いプレーヤーだ。クレバーに立ち回ることができるし、相手の予測にも優れている。それによってボールを奪うことや、攻撃の芽を摘むことは十分に可能なんだ」

 遠藤航と伊藤洋輝が所属するシュツットガルトに対する印象は、「彼らのパフォーマンスと結果は必ずしも一致していないように感じる。これまでのいくつかの試合は、勝利してもおかしくなかった」とコメント。

 日本代表プレーヤーのマッチアップにも注目が集まりそうな一戦。果たして勝利を掴むのはどちらか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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