不調のユベントス、アッレーグリ監督の解任を求める声が大流行!後任として期待が高まっているのは、やはり…

2022年09月17日 サッカーダイジェストWeb編集部

「クラブは現状、監督交代は議題ではないと強調した」

立場が危うくなっているアッレーグリ監督。(C)Getty Images

 国内外で結果を残せず、ユベントスとマッシミリアーノ・アッレーグリ監督に対する批判の声は強まる一方だ。少なくないサポーターが、不振の原因は指揮官にあるとし、監督交代を望んでいる。

 ユーベは9月に入って1勝も挙げていない。セリエAでは誤審騒動もあったが2試合連続ドローに終わり、チャンピオンズ・リーグではクラブ史上初となる開幕2連敗を喫した。公式戦8試合を消化し、2勝4分け2敗という成績だ。
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 リーグ戦では首位に4ポイント差の8位。そして何より心配されるのが、欧州最高峰での躓きだ。アッレーグリが自ら決勝トーナメント進出を左右する大事な2試合と評したベンフィカとの直接対決、それもホームでの一戦を落としたことで、ユーベはグループステージ敗退の危機が騒がれている。
 

「誰のせいか?」と問うイタリア紙『Gazzetta dello Sport』電子版のアンケートでは、1万4000人を超えるユーザーのうち、約67%が「アッレーグリ」と回答。次に約24%で「クラブ」が選ばれた。「選手」を選んだのは約6%、「負傷」としたのは約3%にとどまっている。

 当然、アッレーグリ解任を求めるファンは少なくない。Gazzetta dello Sport紙によれば、SNSでは「#AllegriOutのハッシュタグが大流行」。また、「(アンドレア・)アニェッリ会長や(マウリツィオ・)アリバベーネCEOに対応を求める声」もあるという。

 さらに、「理想の後任にジダンの名前」も挙がっているそうだ。古巣レアル・マドリーに数々のタイトルをもたらしたジネディーヌ・ジダンに、やはり古巣であるユーベの復活を期待する声は常に後を絶たない。

 しかし、Gazzetta dello Sport紙は「クラブは現状、監督交代は議題ではないと強調した」とも報じている。少なくとも今のところ、ユベントスにアッレーグリ更迭の考えはないということだろうか。

 アッレーグリは今後もユーベを率い、復調を果たすことができるのか。まずは18日、すでに監督交代に踏み切った最下位の昇格組モンツァとの一戦で、勝利が欠かせない。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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