“ほぼ旗手のゴール”で先制も…セルティックはウクライナの雄と痛恨ドロー!古橋&前田はチャンスを生かせず【CL】

2022年09月15日 サッカーダイジェストWeb編集部

CL初ゴールと思われたが、試合中に記録訂正

オウンゴールを誘発した旗手。(C)Getty Images。

 現地時間9月14日に開催されたチャンピオンズリーグ(CL)グループステージ第2節で、日本人選手4人が所属するセルティック(スコットランド)は、シャフタール・ドネツク(ウクライナ)と対戦。シャフタールのホーム扱いだが、ロシアの軍事侵攻を受けるなかで安全面を考慮し、隣国のポーランドで開催された。

 古橋亨梧と旗手怜央が先発し、前田大然はベンチスタートとなった(井手口陽介はCLの登録メンバー外)。

 国内リーグで開幕から6連勝中のセルティックは、鋭い出足を見せ、開始2分で古橋にビッグチャンスが到来。ゴール前でボールを奪ったオライリーからペナルティエリア内でラストパスを受け、右足でシュートを放つも、GKトルビンに左足で阻まれる。

 迎えた10分、旗手が結果を残す。長い距離を走り、ペナルティエリア左でパスを受けると、相手にシュートを当てながらも左足で流し込んだ。CL初得点と思われたが、試合の途中にオウンゴールに訂正された。

 ただ、リードは長続きせず。29分にムドリクに抜け出され、守護神ハートの上を抜く豪快なシュートで叩き込まれた。
 
 押せ押せとなったウクライナの雄に、直後の33分にもムドリクのクロスからシュベトにネットを揺らされるが、オフサイドに加え、直前にゴールラインも割っており、得点は認められない。

 1―1で折り返すと、後半の頭から前田が出場。サムライ戦士3人が同時にピッチに立った。しかし、思うようにチャンスを作れず、68分にはギアクマキス、ターンブル、ムーイも投入される。古橋と旗手はここでベンチに下がった。

 81分にはギアクマキスの落としに反応した前田が、身体を倒しながらハーフボレーで合わせるも、相手DFボンダルにヘッドでブロックされる。前田は89分にもチャンスを迎えるが、スライディングしながら放ったシュートは枠の外へ。ポステコグルー監督は思わず頭を抱える。

 試合はこのまま1―1でタイムアップ。チャンスを多く作り出したセルティックにとっては、勝点2を落とす結果となった。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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