現地時間９月11日に開催されたリーグ・アン第７節で、南野拓実の所属するモナコは、リヨンとホームで対戦。３日前のレッドスター戦（〇１―０、ヨーロッパリーグのグループステージ第１節）で公式戦２試合ぶりに先発した南野は、ベンチスタートとなった。

　なかなか先制点を奪えなかったモナコは55分、初めて得たCKからバディアシルがヘッドで叩き込み、ついに試合を動かす。

　この一撃で勢いに乗ると、63分にもFKからマリパンがヘッドで合わせ、あっという間にリードを２点に広げる。モナコはこれでリーグ戦10得点に到達。そのうち６得点がセットプレーからの得点だ。
 

　その後、リヨンの猛攻に遭い、81分にエカンビに１点を返されるも、同点弾は許さず。２―１で難敵を下し、公式戦３連勝を収めた。なお、チームは５枚のカードを切るなか、レッドスター戦でこれまで同様に存在感を示せずに終わった南野には、最後まで出番が訪れなかった。

　中３日で行なわれるフェレンツバロシュ戦（ヨーロッパリーグのグループステージ第２節）では、出場機会を得られるか。カタール・ワールドカップを前に、日本代表の10番が厳しい立場に追いやられている。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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