「よこせ」「マジでお願いします」川崎の知念が家長との“PKキッカー争奪”の内幕明かす「アキさん、ありがとうございます!」

2022年09月11日 サッカーダイジェストWeb編集部

「本当はたぶん、蹴りたかったと思うんですけど」

知念(右から2番目)はPKで3戦連発、家長(中央)は二桁到達の2得点。脇坂(右)も1得点と、川崎がホームで広島に4発完勝を収めた。写真:徳原隆元

 川崎の背番号20が絶好調だ。

 9月10日、川崎はJ1第29節で広島とホームで対戦。4-0で完勝したこの試合で、知念慶は2点リードで迎えた68分、PKで3戦連発となるゴールを決めた。

 このPKの場面で、知念は家長昭博にキッカーを"懇願"したという。クラブの公式ツイッターが、試合後の知念へのインタビュー動画を公開。27歳のストライカーは「アキさん、ありがとうございます!」と感謝を伝え、次のように話す。

「アキさんが『よこせ』って言っていたんですけど、『マジでお願います』って言って(笑)。(家長は)『なんでやねん』って言いながら、まあまあ、ええわ、みたいな感じだったので。本当はたぶん、蹴りたかったと思うんですけど」

 この試合で先制点を決めている家長は、78分にもゴールラッシュを締めくくるチーム4点目をゲット。試合後のフラッシュインタビューで「いつもクールな家長選手にしては、珍しく喜びをあらわにされていたが?」と問われると、熟練レフティは柔らかい表情で、次のように応じる。
 
「知念にPKを取られたんで。もう1点、取りたかったんで良かったです」

 家長はこの日の2得点で、今季通算10ゴールと二桁に到達。チームのトップスコアラーに、9ゴールのマルシーニョ、6ゴールの知念と続く。川崎は現在、首位の横浜に勝点3差の2位につける。自慢の攻撃力を武器に、目標に掲げるリーグ3連覇へと邁進する。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

【関連動画】PKキッカーをめぐり、知念と家長はどんな会話を?「まあまあ、ええわ、みたいな感じだった」

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