熟練のストライカーが、ラストプレーでチームに勝点１をもたらした。

　湘南ベルマーレは９月10日、J１第29節で清水エスパルスと敵地で対戦し、１－１で引き分けた。この試合で、後半アディショナルタイムに同点弾を決めたのが、途中出場のウェリントンだ。

　清水が12分に先制後、湘南は再三のチャンスを作ったが無得点で後半アディショナルタイムに突入。０－１で迎えた90＋６分、右サイドの石原広教からパスを受けた茨田陽生は浮き球を入れる。ディフェンスの人数が揃う中で、ウェリントンが飛び込んでヘディングシュート。GK権田修一は動けず、ボールはゴール左隅に吸い込まれた。
 

　試合を中継していたDAZNの公式ツイッターが「これがJのドラマ！！ウェリントンのヘッド炸裂。最後までかけ続けた圧力。ラストプレーで結実した残留への執念」と題してゴールシーンをアップロードすると、ファンから「ウェリ神だわ」「茨田選手さすがやなー」「叫びました。さいこー！」「マジで最高」「感動だろもう。泣くぞ」などの声が上がった。

　何とか連敗を阻止したものの、J１残留争いに巻き込まれている湘南。終盤戦も、34歳のブラジル人FWの勝負強さに期待がかかる。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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