先発復帰の南野拓実、ボールロスト連発で存在感を示せず…モナコはPK弾を守り切りセルビア王者に辛勝【EL】

2022年09月09日 サッカーダイジェストWeb編集部

57分に最初の交代でピッチを後に

南野はこの日も不発に終わった。(C)Getty Images

 現地時間9月8日に開催されたヨーロッパリーグ(EL)グループステージ第1節で、南野拓実の所属するモナコ(フランス)は、レッドスター(セルビア)と敵地で対戦した。

 公式戦2試合ぶりに先発した南野は7分、ドラゴビッチの危険なスライディングを受けて転倒。オーストリア代表として100キャップを数える31歳には、イエローカードが提示される。

 16分にはショートカウンターから、ペナルティエリア内でパスを受けたカマラが右足でシュートを放つが、惜しくも枠の右に外れる。さらに38分には右サイドからのアーリークロスに南野がヘッド。しかし、手前のDFにブロックされる。

 直後の43分、カウンターを止めにかかった南野が激しいタックルで相手を倒し、今度は自身がイエローカードを受ける。
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 スコアレスで折り返したモナコは、56分にカンガに強烈なミドルシュートを浴びるも、クロスバーに救われる。

 その1分後、最初の選手交代を行ない、ディアタとルーカスを投入。日本代表の10番はここでピッチを後に。新天地で苦戦が続くなか、この日も度々ボールロストを犯し、攻撃にもあまり絡めず、消化不良に終わった。

 迎えた74分、相手のファウルでPKを獲得。これをエムボロがGKボリャンの逆をつくキックできっちりと決め、ついに均衡を破る。

 終盤はセルビア王者の反撃に遭うも、モナコはこの虎の子の1点を守り切り、1―0で辛勝。ELの初戦を白星で飾った。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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