ダービーでインテルMFチャルハノールがミランの元同僚DFとの握手を拒否→頭を叩かれるシーンが反響! 古巣との関係は悪化の一途

2022年09月05日 サッカーダイジェストWeb編集部

イブラヒモビッチが優勝パレードでチャルハノールを挑発

ダービー前のチャルハノール(左)とテオ(右)のやり取りが話題を呼んでいる。(C)Getty Images

 禁断の移籍以降、ミランとハカン・チャルハノールの関係は悪化するばかりだ。

 4シーズンにわたってミランの背番号10を纏ったチャルハノールは、2021年夏にフリーで同じ街のインテルに移籍した。古巣のサポーターから「裏切り者」と非難されたトルコ代表MFは、ことあるごとにインテルで幸せだと強調。ミランやそのファンとの関係は緊張していった。

 ミランが11年ぶりのスクデット獲得を果たした昨シーズン、ズラタン・イブラヒモビッチが優勝パレードでチャルハノールを挑発するように群衆をあおったのも記憶に新しい。そしてそれにチャルハノールが「僕なら彼の年齢でそういうことはしない」「注目されるのが好きなだけ」と反論したことも――。
【動画】宿敵インテルへ移籍したチャルハノールを挑発!バスの上からファンを過激に煽るイブラをチェック

 当然、9月3日に行われたセリエA第5節のミラノダービーでも、ミラン陣営とチャルハノールの対決には注目が集まった。そして試合前のある行動が取りざたされている。チャルハノールがテオ・エルナンデズとの握手を拒んだ様子の動画がインターネットで出回ったのだ。

 差し出した手を無視されたかたちのテオは、過ぎ去ったチャルハノールの後頭部をはたくような仕草を見せる。するとチャルハノールは振り返りながらテオのユニホームを引っ張るようにし、何かを口にした。テオもそれに対して何か言葉を発したようだ。

それ以上のことは起きなかったが、ミラン陣営とチャルハノールが"バチバチ"の関係にあるのは間違いない。
 
『Gazzetta dello Sport』紙によると、ミランのステーファノ・ピオーリ監督は、チャルハノールのダービーに向けた「内なる炎を燃やしている」という発言をロッカールームの壁に貼り、自軍を鼓舞するのに用いたと明かしている。

「できる限りのモチベーションを見つけることは、監督の最も大事な仕事のひとつだと思う。何か自分(の言葉)を使うときもあれば、ほかの人(の言葉)を使うときもある」

 ミランが3-2で大一番を制したとあり、サポーターはチャルハノールをからかいつつ、勝利の喜びに浸っている。チャルハノールはリベンジに向け、さらに「炎」を燃やしているだろう。次回のダービーでも、ますます緊張感を帯びていく両者の激突から目が離せない。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

【動画】元同僚テオとの握手を拒否したチャルハノールが頭を叩かれる!

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