【移籍市場超速報】チェルシー、クルトワ負傷により第3GKとして元ミラン&アズーリのアメリアを獲得

2015年10月02日 ジャンルカ・ディ・マルツィオ

すでにトレーニングには参加していたが遠征終了を待って契約。

練習中の膝の負傷で長期(3か月といわれる)欠場を余儀なくされたクルトワ。大不振にチームに、さらなる追い打ちをかけるアクシデントとなった。写真は8月のクリスタル・パレス戦。 (C) Getty Images

 チェルシーは、ティボー・クルトワの故障離脱に伴い正GKに昇格したアスミール・ベゴビッチのバックアップとして、元イタリア代表マルコ・アメリアの獲得を決めた。10月1日にもメディカルチェックを行ない、来年6月までの1年契約を交わす見通しである。
 
 アメリアは先週、すでにチェルシーのトレーニングに参加していたが、週末からミッドウィークにかけてチェルシーがアウェーで連戦だったため、一度イタリアに戻って待機していた。
 
 今年33歳のアメリアは、2013-14シーズン末にミランとの契約が満了してフリーになった後、自身が実質的なオーナーとして運営していた地元ラツィオ州のローカルチーム「ロッカ・プリオーラ」にいったん所属していた。
 
 その後、昨シーズン後半(今年2月)からはセリエBのペルージャに移籍。さらに今シーズンは、レーガプロ(3部)のルーパ・カステッリ・ロマーニに籍を置いたものの、8月31日には契約を解消してフリーとなっていた。
 
文:ジャンルカ・ディ・マルツィオ
翻訳:片野道郎
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