【J1採点&寸評】広島2-0清水|圧巻2発で見る者を唸らせた川村をMOMに! 好セーブ披露の守護神も高く評価

2022年09月04日 サッカーダイジェストWeb編集部

広島――塩谷の退場にも動じず我慢強く戦い抜く

【警告】広島=なし 清水=なし【退場】広島=塩谷(65分) 清水=なし
【MAN OF THE MATCH】川村拓夢(広島)

[J1第28節] 広島2-0清水/9月3日/エディオンスタジアム広島

【広島|採点】
スタメン)
GK
大迫敬介 7
DF
塩谷 司 5.5
荒木隼人 6.5
佐々木翔 6.5
MF
茶島雄介 6(90+9分OUT)
野津田岳人 6
松本泰志 6(90+9分OUT)
柏 好文 6.5
森島 司 6(66分OUT)
ナッシム・ベン・カリファ 6(75分OUT)
FW
ピエロス・ソティリウ 6(75分OUT)

途中出場)
DF
住吉ジェラニレショーン 6.5(66分IN)
MF
川村拓夢 7(75分IN)【MAN OF THE MATCH】
FW
ドウグラス・ヴィエイラ 6(75分IN)
MF
青山敏弘 ―(90+9分IN)
MF
柴﨑晃誠 ―(90+9分IN)

監督)
ミヒャエル・スキッベ 6.5
 
【広島|寸評】
 65分に塩谷が退場しても動じなかった。落ち着いて我慢強く試合を進めていき、途中出場の川村が2得点を奪って勝利。苦境をはね退けて5連勝を収め、暫定首位に立った。

 1得点目は美しく、2得点は超ロングシュート。見る者を唸らせ、驚かせてチームを救った川村をMOMに選出した。1対1のピンチをストップする好セーブでチームを救った大迫も高く評価。1点目をアシストした柏のラストパスも絶品で、数的不利でもバタバタしなかった佐々木、荒木、住吉も勝利に大きく貢献したプレーヤーだった。ピッチ上の殊勲者は彼らだろうが、スタンドから声援を送ったファン、サポーターも含めたクラブの一体感に最高点をつけたくなる一戦だった。

※MAN OF THE MATCH=取材記者が選定したこの試合の最優秀選手。
※採点は10点満点で「6」を及第点とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。
 

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