福岡対名古屋で珍事発生。フェアプレー精神を欠いた同点弾→アビスパ指揮官自ら勝ち越し点献上を指示

2022年09月03日 サッカーダイジェストWeb編集部

スローイン再開で前嶋は相手に向かって投げたが…

福岡対名古屋で珍しい事象が発生した。写真:滝川敏之

 Jリーグは9月3日、ベスト電器スタジアムにてJ1第28節のアビスパ福岡対名古屋グランパスを開催。この試合で珍事が発生した。

 21分、福岡のジョルディ・クルークスが相手との接触で倒され、すぐに起き上がれず。これを見た名古屋のレオ・シルバが意図的にボールを外へ蹴り出した。試合は福岡のスローインで再開。前嶋洋太はフェアプレー精神で相手に返そうと敵陣方向に投げたのだが、このボールを右サイドでルキアンが拾い、ゴール前へクロスを供給。そしてJ・クルークスが左足で合わせて、ネットを揺らしてしまった。
 
 この行為に名古屋のピッチ上の選手や長谷川健太監督、ベンチメンバーは猛抗議。結果、福岡の長谷部茂利監督は非を認め、勝ち越し点献上を選手に指示。ゲーム再開で、ボールを持ち運んだ名古屋の永井謙佑に対し、福岡の選手たちは何もせず、永井はそのままゴールに流し込んだ。

 試合はその後、38分にも永井が追加点を挙げ、名古屋が3-1とリードして時間は推移している。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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