チーム名にちなんだ"名実況"が話題になっている。

　８月27日に行なわれたJ２第33節のいわてグルージャ盛岡対アルビレックス新潟は、２－０で後者が勝利。試合を中継したDAZNで高橋裕二アナウンサーが、クラブ名の由来を交えた実況で試合を盛り上げた。

　高橋アナは試合開始前に"アルビレックス"と"グルージャ"について説明する。

「新潟には毎年多くの白鳥が飛来します。これを受け、白鳥座のなかでも特に輝くアルビレオという星が、アルビレックスというチーム名の由来になっています。一方のグルージャは、スペイン語で鶴を意味しています」

　そして、「みちのくの夜空でより高く飛ぶのは、泥臭くも力強く羽ばたこうとする鶴でしょうか。上空にいながらなおも高みを目ざす白鳥でしょうか」とあおった。
 

　さらに、試合終了後には「みちのくの夜空でも好調の風に乗る白鳥は勢い衰えず、不屈の魂を宿した鶴よりも高く強く飛んで見せました」と、３連勝＆５戦負けなしでJ１自動昇格圏内の２位につける新潟の快勝を表現した。

　Jリーグの公式YouTubeチャンネルがこの実況を公開すると、「よく調べてるよね 凄い！！」「カッコよすぎる」「ただただ素敵」「すごい！美しい！」「名口上」「これぞ、プロの仕事！あっぱれ！！」などの声が寄せられた。

　クラブ名を際立たせた実況は、ファン・サポーターの心を打った。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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