U-19日本代表招集の松木玖生、“世界一”へ向けて指揮官が期待するものとは?「リーダーシップ、レベルを示してくれることが…」

2022年09月01日 サッカーダイジェストWeb編集部

「非常にバラエティのある選考になった」

U-20アジア杯予選に挑むU-19代表メンバーに招集された松木。写真:徳原隆元

 日本サッカー協会(JFA)は9月1日、U-20アジアカップ予選に挑むU-19日本代表メンバーを発表した。

 2023年に開催されるU-20ワールドカップのアジア1次予選を兼ねた同予選は、10日から18日にかけて、中1日で4試合が組まれている。メンバーには、中野伸哉(サガン鳥栖)や北野颯太(セレッソ大阪)、中村仁郎(ガンバ大阪)など、Jリーグで出場機会を得ている選手たちが名を連ねた。

 なかでも注目は現在19歳の松木玖生だ。今シーズンはFC東京で高卒プロ1年目ながら、開幕戦でいきなり先発出場を果たすと、その後も活躍を続け、ここまでリーグ戦で23試合に出場し、2ゴールを記録している。

 また今年6月には、U-23アジアカップに臨んだU-21日本代表に飛び級で招集。グループステージ第3戦のタジキスタン戦では先制ゴールを挙げるなど、上の世代の代表でも結果を出して自身の真価を証明した。
 
 メンバー発表後、オンラインで取材に応じたU-19日本代表の冨樫剛一監督は、「今回、選んだ選手たちはスペシャリティがある選手、またポジション、プレーも多様なものを持っている選手たち。非常にバラエティのある選考になったんじゃないかなと思っていますので、それぞれの選手たちの特長を活かした組み合わせで4試合を戦えれば」と意気込みを語った。またそのうえで、チームを引っ張る存在として、松木にも期待を寄せた。

「U-20ワールドカップで世界一を目ざしていくなかで、日本としても計画的に世界一を取るというところで言うと、A代表、または上の代表のカテゴリーの選手が自分の代に戻ってきて、よりリーダーシップ、レベルを示してくれることが、より世界一に向けて重要になってくるのではないかと思います。そういった基準を日本がしっかり持つという意味で、松木選手には期待しています」

 U-19日本代表は、12日に初戦でラオス、14日にグアム、16日にパレスチナ、18日にイエメンと対戦。世界一への挑戦が幕を開ける。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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