川崎が4連勝で暫定首位浮上! 知念、J・シミッチ、マルシーニョ、大島のゴールで鳥栖に4-0完勝

2022年08月31日 サッカーダイジェストWeb編集部

J・シミッチ&大島が今季初ゴールをゲット

川崎がマルシーニョの鮮やかなループ弾など4発で鳥栖に完勝。4連勝を飾った。(C)SOCCER DIGEST

 Jリーグは8月31日、等々力陸上競技場にてJ1第20節の川崎フロンターレ対サガン鳥栖を開催。川崎が4-0で勝利を収めた。
 
 3連勝により首位の横浜F・マリノスとの勝点差を2まで縮めた川崎が、ホームに6試合無敗の鳥栖を迎えた一戦。序盤から主導権を握ったのは川崎だった。
 
 テンポの良い細かいパス回しで相手を翻弄。押し込む時間が続くなか、先手を奪う。26分、カウンターから右サイドでボールを受けた家長昭博が持ち上がり、ゴール前にクロスを供給。これに、8試合ぶりに先発出場を果たした知念慶がダイビングヘッドで合わせてネットを揺らす。
 
 鳥栖も速攻からチャンスを得る。40分に垣田裕暉がペナルティエリア手前中央でボールを収めて放った左足のシュートは、GKチョン・ソンリョンの好セーブに阻まれる。
 
 一方で川崎は45分、マルシーニョが相手DFの背後に抜け出してネットを揺らす。しかし、これはオフサイドの判定となり、得点は認められず。川崎が1-0とリードして前半を折り返した。
 
 後半開始早々の47分にホームチームが追加点。右CKからジョアン・シミッチがヘディングで合わせてゴール左に流し込む。J・シミッチはこれが今シーズン初ゴールとなった。

 さらに56分には、相手のセットプレーから、ゴール前でこぼれ球に反応した脇坂泰斗が大きく前線にクリア。マルシーニョがこのボールに抜け出し、前に出ていたGKの位置を確認して放ったロングシュートが無人のゴールに吸い込まれ、チームの3点目を挙げた。

 川崎はその後も攻勢を強め、再三にわたり決定機を創出。守備への切り替えも速く、鳥栖に反撃の機会を与えない。そして終盤の87分には、途中出場の大島僚太が今季初ゴールとなる4点目を決め、このまま試合終了。4発快勝で4連勝を飾った。

 この結果、川崎は横浜より消化試合数が1試合多いため、暫定ではあるものの、首位に浮上している。

 次戦は9月3日に行なわれ、ともにアウェーで川崎は湘南ベルマーレと、鳥栖はガンバ大阪と対戦する。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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