酒気帯び運転でアビスパ柳貴博が任意捜査。所有元の札幌がコンプライアンス違反について声明

2022年08月29日 サッカーダイジェストWeb編集部

福岡の契約解除を尊重

札幌が酒気帯び運転が発覚した柳について声明を出した。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部)

 北海道コンサドーレは8月29日、「柳貴博選手のコンプライアンス違反について」と題して、声明を発表した。

 今季、札幌からアビスパ福岡に期限付き移籍している柳に関して、27日に福岡市内において道路交通法違反(酒気帯び運転)で任意捜査される事案が発生した。
 
 クラブは「アビスパ福岡、及び柳選手とは、2022年3月からの期限付き移籍、2023年2月からの完全移籍について合意しており」と契約状況を伝えたうえで、「現所属クラブであるアビスパ福岡様の意思決定である選手契約解除を、北海道コンサドーレ札幌としても尊重いたします」と記す。

 また「飲酒・酒気帯び運転は決して許されるものではありません」と断固たる態度を示し、「Jリーグに関わる方々、ファン、サポーターの皆様にご迷惑をおかけしましたことを心よりお詫び申し上げます」と謝罪。「社会の規範であるべきプロサッカー選手、そしてJリーグクラブとして、再発防止も含めまして選手、スタッフ、社員への教育を再徹底し、改めて、コンプライアンス遵守に関する意識を高めてまいります」と誓った。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
 
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