現地時間８月28日に行なわれたリーグ・アン第４節で、日本代表の伊東純也が所属するスタッド・ドゥ・ランスはホームで難敵リヨンと対戦。伊東は２トップの一角で２戦連続スタメン出場を果たした。

　S・ランスは序盤からボールを握られる展開が続いたが、カウンターからチャンスを作る。15分、ボールを受けた伊東は右サイドを突破してクロス。しかし、GKリウーにキャッチされた。

　さらに20分、ロングボールに反応した伊東が、ペナルティエリア右から巧みなステップで相手をかわしシュートを放ったが、これもリウーの正面で阻まれた。

　迎えた24分、ブシの右からのクロスに豪快なヘッドで合わせ、先制点を奪取。日本代表アタッカーはこれが待望のリーグ・アン初ゴールとなった。

　勢いに乗る伊東は27分、敵陣中央でボールをもらうと、裏に抜け出したバログンに意表を突く浮き球のパスを送ったが、惜しくも合わなかった。前半はこのまま１－０で終了する。

【画像】伊東純也が待望の移籍後初ゴール！強豪リヨンから豪快ヘッド

　後半もホームチームは、高い位置からプレスをかけ、リヨンに攻撃の機会を与えない。55分には、相手ボックス付近でボールを奪うと、伊東のパスを受けたムネツィがミドルシュートを狙ったが、敵守護神にキャッチされた。

　ここまでは理想通りの展開だったが、63分にMFのロピが危険なタックルを仕掛け一発退場となってしまう。そのため、67分に伊東を下げ、DFのアグバドゥを投入して守備の枚数を増やした。

　数的不利となり、攻め込まれる時間が続くS・ランスは86分、チェルキのクロスをデンベレにヘッドで叩き込まれ、同点に追いつかれる。試合はこのまま１－１で終了した。

　S・ランス次節、31日にアウェーでアンジェと対戦する。伊東の連続ゴールに期待が懸かる。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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