「悪夢の組」「これ以上悪い結果はない」インテル、CLでバルサ&バイエルンとの同居に伊メディア嘆き!インザーギ監督とサネッティ副会長の反応は…

2022年08月27日 サッカーダイジェストWeb編集部

指揮官は「我々はインテルなんだよ」

開幕3戦は2勝1敗のインテル。CLではグループステージを突破できるか。(C)Getty Images

 最高峰の舞台にふさわしい強敵との対戦を喜ぶべきか、決勝トーナメントへの道のりが険しくなったことを嘆くべきなのか。

 8月25日にチャンピオンズリーグ(CL)のグループステージ組み合わせ抽選が行われ、インテルはグループCでバイエルン、バルセロナ、プルゼニと同組になった。ドイツ、スペイン、イタリアの強豪が同居する、いわゆる「死のグループ」だ。

 イタリアメディアも当然、インテルにとって好ましくない抽選結果になったと報道。『Gazzetta dello Sport』は「悪夢のグループ」と表現し、「これ以上悪い結果は難しいだろう」と伝えている。

 だがもちろん、インテル陣営はプライドを強調し、グループステージ突破に意気込んだ。イタリア衛星放送『Sky Sport』によると、シモーネ・インザーギ監督は「チャンピオンズ・リーグは名誉ある大会だ。とても強く、組織されているチームたちと戦う」と話した。

「だがいつものように、できる限りの準備をして各試合に臨むよ。あらゆる細部を研究してね。このレベルで簡単な試合などないと分かっているからだ。我々はインテルなんだよ。情熱をもって、昨季の歩みを継続させていくという目標でこの大会に臨む」
 
 また、ハビエル・サネッティ副会長も「難しいグループだ。この大会でとても良いプレーができる2チームがいる」としつつ、「だが我々はインテルだ」と述べている。

「対戦するときにトップの調子でなければいけない。細部で決まる大会だからだ。勝負していくよ」

「(バルセロナとバイエルンは)2010年に優勝したときに準決勝と決勝で対戦した。だが、これはまた別物だ。サッカーは変わった。偉大なチームとの対戦は素晴らしい刺激となる。バイエルンは揺るがぬ強さだし、バルセロナはシャビ(が監督)になってアイデンティティーを見いだした」

 インテルは2018-19シーズンで7年ぶりにチャンピオンズ・リーグの舞台に復帰して以降、3シーズン連続でグループステージ敗退に終わり、昨季10年ぶりに決勝トーナメント進出を果たした。ラウンド・オブ16でリバプールに敗れたが、敵地アンフィールドで勝利するなど善戦している。

 ロメル・ルカクが1年で復帰したインテルが、チャンピオンズリーグの舞台でも躍進できるか注目だ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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