「日本人選手で最も有名なゴールのひとつ」CL初挑戦の旗手怜央、中村俊輔の伝説FKを回想!「同じように歴史をつくりたい」

2022年08月26日 サッカーダイジェストWeb編集部

「どの試合も世界中で見られている」

セルティック2年目でCLに挑む旗手。 (C) Getty Images

 8月25日、チャンピオンズリーグ(CL)のグループステージ組み合わせ抽選会が行なわれた。

 セルティックの旗手怜央は、この欧州最高峰の舞台で同胞のクラブOBが歴史に残るゴールを決めたことを覚えている。セルティックの本拠地で強豪マンチェスター・ユナイテッドを沈めた、中村俊輔(現・横浜FC)のあのFKのことだ。

 伝説のFKが決まった2006年11月21日は、旗手にとって9歳の誕生日だった。それから約16年。旗手は中村と同じ舞台で歴史をつくりたいと意気込んでいる。

 英紙『THE SCOTTISH Sun』によると、旗手はイベントで「クラブサッカー界最大の舞台なので、チャンピオンズリーグでプレーすることは(代表入りの)助けになる」と話した。

「どの試合も世界中で見られている。子どものころからの大きな夢だった。この大会に出る機会があるのは、セルティックに来た理由のひとつなんだ。今でも俊輔さんがユナイテッド戦で得点したのを覚えている。日本人選手が決めた中で最も有名なゴールのひとつだ」

【動画】マンチェスター・ユナイテッドを沈める!中村俊輔が決めた伝説のFK弾をチェック!
 
 旗手は「そのステージに立つことができるのはファンタスティックだ」と続けている。

「国内でもチャンピオンズ・リーグでも、どの試合でもゴールはとても大切だよ。「でも(中村は)あの夜にあのゴールを決め、偉大なことを成し遂げた。ああいうゴールを決めて、チャンピオンズリーグの舞台で自分の足跡を残したい。俊輔さんのように歴史をつくることができたら素晴らしいだろうね」

 世界が注目する舞台で活躍すれば、日本代表としてワールドカップに出場することにもつながる。24歳のMFは「日本代表でワールドカップに出場できたら素晴らしい名誉」としつつ、「今の自分にとって最も重要なのは、セルティックでとても良いプレーをすることだ」と強調した。

「ワールドカップに出るチャンスを得るには、これからの数カ月でクラブのためにできることを本当にすべて出さなければいけない。そこで良いプレーができなければ、選ばれるのは難しくなるだろう。でももちろん、チームに入りたいと願っているよ」

 セルティックは、王者レアル・マドリー、RBライプツィヒ、シャルタールと同組になった。クラブと代表のそれぞれの最高の舞台で、旗手が輝けるように願うばかりだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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