「最強のMFはモドリッチ。攻撃は間違いなく…」クロースが考える各ポジションで最高の選手は?“黄金のトライアングル”にも言及

2022年08月26日 サッカーダイジェストWeb編集部

「今でも本当の友人と言える選手」は2人

クロースがチームメイトについて語った。(C)Getty Images

 レアル・マドリーのトニ・クロースが、90人以上の著名人からの質問に答えるチャリティ・インタビュー「#kroos90」を行なった。ドイツ紙『Bild』が8月25日付けで伝えている。

 32歳のベテランMFは、これまでにバイエルン・ミュンヘンとマドリーで、計5度のチャンピオンズリーグ制覇を果たすなど、数々のタイトルを獲得。ドイツ代表としても2014年のブラジル・ワールドカップ優勝を経験している。

 その間に多くの名手たちと共闘してきたなか、テニス界のレジェンド、ロジャー・フェデラーから「キャリアの中で最も自分のスタイルに合っていたミッドフィルダーは? 誰となら最高の形で補い合えるのか」と問われると、マドリーで一時代を築いた黄金のトラアイングルについて語った。

「最近のレアルでの連係は、自分がイメージする理想に近付いていたと思う。カゼミーロ(現マンチェスター・ユナイテッド)という、中央を"掃除する"明確なタスクを持った男がいたからね。そしてルカ・モドリッチと僕、この2人は守備をサボることはない。だから、ディフェンス面ではコンパクトにまとめられた。

 それに、どのスペースでプレーすればいいか、どのスペースを守ればいいか、それぞれが分かっていた。試合中に互いにあまり話すこともなかったし、自信を持ってピッチに入れたよ。モドリッチ、カゼミーロとの相互作用は、長年に渡って比較的完璧に近付いてきた」
【PHOTO】現地番記者が選ぶ「過去20年のR・マドリー・レジェンドTOP10」を厳選ショットで振り返り!
 さらに、インスタグラムで100万人以上のフォロワーを持つインフルエンサー、エリアス・ネルリッヒは、「一緒にプレーした、あるいは対戦した最高のゴールキーパー、ディフェンダー、ミッドフィルダー、ストライカーは誰か」と質問した。

 究極の選択を迫られたクロースは、「出場した試合数を見れば、自分のチームにも対戦相手にも、優れた選手がいたと分かるだろう。何人かを選ぶのは本当に難しい」と迷いながらも、いずれも同じユニホームを着た経験を持つ選手をピックアップした。

「もし選ぶとしたら、この4人になるだろう。ゴールキーパーはマヌエル・ノイアー。彼は共にプレーした選手であり、対戦相手だ。ベストディフェンダーはセルヒオ・ラモス、最強のミッドフィルダーはルカ・モドリッチ。攻撃は間違いなくクリスティアーノ・ロナウドだ」

 ただ、驚くべきことにタレントのローラ・ウォントラから、「今でも本当の友人と言える3選手」を尋ねられ、マドリーのスターが挙げた名は2人だけだった。

「ミロ(スラフ)・クローゼ、シュテファン・ライナルツ……」

 なお、今回名が挙がった7選手は、クロースが以前「自分の引退試合に誰を呼ぶか」というテーマで、自身を含めた11人でベストな布陣を組んだときにも、全員がメンバー入り。信頼は厚く、ユニホームを脱ぐ際には、最後に絶対一緒にプレーしたい同志たちのようだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

【PHOTO】「美人すぎる」、「セクシーすぎる」フットボーラーの妻&恋人たち

【PHOTO】2022年夏に欧州で新天地を求めたサムライたち
みんなにシェアする
Twitterで更新情報配信中

関連記事