「井川慶のヤンキース・デビューを連想」トルシエ元通訳、母国で苦戦する南野拓実に見解!次のパリSG戦は「劣勢を覆すチャンス」

2022年08月25日 サッカーダイジェストWeb編集部

サイドハーフ起用が続くなか、大苦戦を強いられている

トルシエ監督の通訳として日韓W杯にも帯同したダバディ氏(右)が、南野(左)に対して鋭い見解を示した。(C)Getty Images

 フィリップ・トルシエ元日本代表監督のもとで、通訳を務めていたことで知られるフランス人ジャーナリスト、フローラン・ダバディ氏が8月24日にツイッターを更新。自身の母国で苦戦を強いられている南野拓実について見解を示した。

 森保ジャパンで10番を背負う27歳は、今夏にリバプールからモナコに加入。エース級の活躍が期待されるも、PSVとのチャンピオンズリーグ予選2試合で存在感を発揮できず。リーグ・アンでも同様で、サイドハーフ起用が続くなか、思うような結果を出せずにいる。

 現地メディアから辛辣な批判が飛ぶなか、ダバディ氏は南野に10点中2点と低評価が下された採点記事を添え、日本語でこう綴っている。
 
「先週末1ー4で完敗したモナコの南野拓実選手は3試合連続チーム最下位の評価でした。井川慶のヤンキース・デビューを連想ほどの1ケ月間でしたが、今週末の8月最後の試合パリサンジェルマン戦に出番あったら、ついに劣勢を覆すチャンスも巡って来るのかもしれませんね。頑張れ!」(原文ママ)

 井川氏は阪神タイガース時代、シーズン20勝を挙げるなど、大エースとして君臨したが、大型契約で加入したニューヨーク・ヤンキースでは結果を残せず。米メディアからは時折、補強失敗の選手として名が挙げられている。

 井川氏同様、早々に失敗の烙印が押されてしまった南野は、昨季にリバプールで公式戦10ゴールを奪った実力を見せつけ、名誉挽回を果たせるか。28日の王者パリ・サンジェルマン戦はまたとないアピールチャンスだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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