神戸撃破の全北指揮官、“采配ずばり”にしてやったり!「日本にいないタイプの選手だから」

2022年08月22日 サッカーダイジェストWeb編集部

「選手たちが必ず勝つという気持ちで試合に臨んだ結果だ」

試合後に神戸戦について振り返ったキム・サンシク監督。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部)

 ヴィッセル神戸は8月22日、ACLの準々決勝で韓国の全北現代モータースと対戦。延長戦の末に1-3で敗れた。

 64分に汰木康也のゴールで先制したものの、その2分後にカウンターからバロウのシュートで被弾。1-1で突入した延長前半の104分に、後半頭から投入された189センチの長身FWグスタボのヘディング弾で勝ち越し点を献上すると、終了間際の120+2分にも追加点を奪われ、万事休した。

 全北を率いるキム・サンシク監督にとっては、してやったりの采配だったようだ。韓国メディア『mydaily』が試合後のコメントを伝えている。

【動画】「日本にいないタイプ」の全北FWが決めた規格外の勝ち越しゴール
「何を言うべきかわからないほど、選手たちに感謝している。前半は難しかった。だが、失点してすぐに同点ゴールを入れて勝利した。選手たちが必ず勝つという気持ちで試合に臨んだ結果だ」

 そう語った指揮官は、「サッカー人生で延長戦を2試合連続でしたのは初めてだ。けがの状態をチェックしたい」と話し、こう続けている。

「グスタボのようなタイプの選手が日本にいないため、彼が後半に決めてくれると期待した。今日は最高の活躍をしてくれた。これからもこのようなプレーをしてほしい」

 キム・サンシク監督の狙い通り、途中投入のグスタボが打点の高いヘッドで勝ち越し点を奪い、ベスト4に進んだ全北。準決勝では浦和レッズと対戦する。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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