現地時間８月20日に行なわれたポルトガル・リーグ第３節で、守田英正が所属するスポルティングが、昨季王者のポルトと敵地で対戦。０-３の完敗を喫した。

　この大一番で問題となっているのがポルトのポルトガル代表DFペぺの行為だ。38分、守田と激しくボールを競り合った際、倒れそうになる瞬間に残した足で、日本代表MFの顔面をキックしたのだ。

　守田は痛みで顔を抑え、スポルティングのDFマテウス・レイスはペペを怒鳴り散らした。ただ、この行為にはイエローカードすら出ていない。

【動画】まさかのお咎めなしで現地紛糾！ ポルトガル代表の重鎮ペペが守田英正の顔面に蹴りを入れるシーン

　ポルトガルのメディアはこの行為を糾弾している。『Redord』紙は、「ペペの古典的なとんでもない行為」と非難し、「ペペの行動は、スポルティングを憤慨させた」と伝えている。

　また、『Hugo Gil』も「モリタの顔にスパイクをぶつけた軽率なペペ」と報道。「ペペは退場にならなかった。モリタのほうを見て、蹴り飛ばしていたのにだ。事件全体を偽装するために、彼はマテウス・レイスと口論をした」と批判している。

　モリタが大事に至らなかったのは何よりだった。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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