「後半のベストプレーヤー」3試合ぶり出場の旗手怜央を地元メディアが激賞!「攻守両面で影響力は明確だ」

2022年08月22日 サッカーダイジェストWeb編集部

「スタメンから外れたのが驚きだったのは確かだ」

3試合ぶりの出場で存在感を発揮した旗手。(C)Getty Images

 セルティックの旗手怜央は8月21日、スコティッシュ・プレミアリーグ第4節のハーツ戦で後半56分から途中出場し、アバディーンとの開幕戦以来となる試合復帰を果たした。

 アバディーン戦で負傷した旗手は、ロス・カウンティ、キルマーノックとのリーグ戦2試合を欠場。だが、この日はベンチ入りを果たすと、先発出場したデイビッド・ターンブルとの交代で後半途中からピッチに立っている。

 セルティック専門メディア『67 HAIL HAIL』は、旗手の復帰戦に今後への大きな期待を感じたようだ。「とても良かった点のひとつは、もちろん勝点3に加えて、ベンチスタートから途中出場したレオ・ハタテのインパクトだ」と報じている。

「後半立ち上がりの停滞した流れを変える助けとなるために56分から途中出場し、彼はある程度それを実現した。後半のベストプレーヤーのひとりだったことは疑いない。攻守両面において影響力は明確だった。ボックス内にハーツがボールを入れれば止め、攻撃を仕掛けてロス・スチュワートを苦しめた」

【動画】前田のピンポイントクロスを古橋が圧巻ボレー!日本人コンビの連係弾をチェック
 さらに、同メディアは「プレシーズンで素晴らしかったことや、アバディーンとの開幕戦でケガをするまでのチーム内での立場を考えれば、今日の試合でスタメンから外れたのが驚きだったのは確かだ」と続けた。

「ターンブルのほうが(先発)選ばれ、それをミスと言うことは難しい。キョウゴ・フルハシの先制点につながったダイゼン・マエダへの素早いボールを出したのはターンブルだ。彼は足跡を残した。だが、日本代表選手は今後再び先発出場する準備を整えたようだ。早ければ来週のダンディー戦か、カップ戦のアウェーでのロス・カウンティ戦でその機会が訪れるかもしれない」

 また、67 HAIL HAILは「ハタテがいれば、セルティックはより速く自陣からファイナルサードまで進める。彼の動きはターンブルよりも鋭く、夏を通じてコーチングスタッフが強化していた1タッチ、2タッチのスタイルを浸透させていくのにもより優れている」と、今後の旗手の活躍に期待を寄せた。

「(旗手とターンブルは)どちらも有効な選手であり、今後多くの出場時間を得るだろう。だが、レンジャーズ戦やチャンピオンズ・リーグといったビッグマッチが非常に近くに迫るなかで、ハタテが再び出場時間を増やしていくのを見たいところだ。そこに向けていくなかで彼をピークにもっていくことができれば、我々にとって最も重要な戦力のひとりとなるかもしれない」

 開幕早々に欠場を余儀なくされた旗手だが、仕切り直してこれからの試合で活躍を続けられるように願うばかりだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

【PHOTO】「美人すぎる」、「セクシーすぎる」フットボーラーの妻&恋人たち

【PHOTO】2022年夏に欧州で新天地を求めたサムライたち

次ページ【動画】前田のピンポイントクロスを古橋が圧巻ボレー!日本人コンビの連係弾をチェック(21秒~)

みんなにシェアする
Twitterで更新情報配信中

関連記事