「バルサは一瞬たりとも油断できず」古巣に挑んだ久保建英、現地メディアの評価は?「前半は活発だったが…」

2022年08月22日 サッカーダイジェストWeb編集部

かつてカンテラでプレーした古巣との一戦

バルサ戦で先発し、69分までプレーした久保。惜しいチャンスもあったが…。(C)Getty Images

 現地8月21日に開催されたラ・リーガ第2節で、久保建英が所属するレアル・ソシエダはバルセロナとホームで対戦。前半は1-1と善戦したものの、66分に勝ち越し点を許すと、立て続けに2点を加点され、1-4で敗れている。

 開幕節のカディス戦(1-0)で決勝ゴールを叩き出した久保は、かつてカンテラ(下部組織)でプレーした古巣との一戦で、2戦連続スタメン出場。そのカディス戦と同じく、アレクサンドル・イサクと2トップを組んだ。

 開始1分に先制を許して迎えた6分、久保は敵MFフレンキー・デ・ヨングにプレスを掛けて、突いたボールがシルバに渡る。この名手のパスがイサクに供給され、同点ゴールとなった。

【動画】デ・ヨングからボールを奪取した久保が起点に!シルバ→イサクと渡ったソシエダの同点弾

 さらに27分には、ミケル・メリーノのシュートをGKテア・シュテーゲンが弾いたところを左足でダイレクトシュート。しかし、これは枠に収められない。

 後半にも見事な反転で翻弄した敵CBロナルド・アラウホのイエローカードを誘発するなど、持ち味を発揮したシ―ンはあった。

 スペインの通信社『EFE』は、「ラ・レアルの日本人ストライカーは前半に何度かトライしたが、カディス戦ほど調子は良くなかった」としながらも、ソシエダの2トップをこう評価している。

「バルセロナの3バックは一瞬たりとも油断することはできなかった。この日本人とともに、イサクのゾーンにボールが近づくたびに潜在的な危険になっていたからだ」

 また、『AS』紙は「彼が非常に活発だった前半は良かった。だが、チームの躍動感とともに、後半は衰退した」と伝えている。

 完敗したチームにあって、まずまずの評価と言えるだろう。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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