「どう見てもPKだ」名古屋MFが受けたファウルのFK判定にラモス瑠偉が見解。家本元審判員も「見落とされた重大な事象」と同調

2022年08月17日 サッカーダイジェストWeb編集部

「レフェリーのポジションが良くない」

仙頭が受けたファウルのFK判定は妥当だったのか。DAZNの『Jリーグ ジャッジリプレイ』が取り上げ、議論を交わした。写真:滝川敏之

 FKの判定は妥当だったのか。

 DAZNの配信番組『Jリーグ ジャッジリプレイ』で、8月14日に行なわれたJ1第25節の鳥栖対名古屋において、名古屋MF仙頭啓矢が受けたファウルが取り上げられ、ゲストで出演した元国際審判員の家本政明氏、元日本代表MFのラモス瑠偉氏らが議論を交わした。

 問題のシーンは38分。名古屋のカウンターから、左サイドでボールを収めたマテウス・カストロがクロスを上げる。これは相手DFのブロックに遭い、そのこぼれ球を拾おうとした仙頭が、鳥栖のジエゴに倒されFKの判定となった。

 しかし、このシーンのリプレイでは、ジエゴはペナルティエリア内で、仙頭の右足を踏んで倒しているようにも見える。結局VARチェックが行なわれたうえで判定は変わらず、FKで試合は再開した。
 
 ファウルがあったのは、ペナルティエリアの外だったのか、それとも中だったのか。試合の流れを大きく左右する判定。ゲストで出演したラモス氏は、「私はPKだと思います」ときっぱり。続けて「どう見てもPKだ。中で踏んでるんだよ足を」と語気を強めた。

 家本氏もこの意見に同調。「僕も100パーセントPKかなと思います」とし、次のように持論を語った。

「レフェリーがなぜPKではなく、外のFKにしたのかというとポジションが良くないんですよね。主審は内側から斜め外に向かって見ているので、そのへんの際が分からない。(しっかりとしたポジションを取るのは)レフェリーの務めなので、それを少し怠ってしまったところ、見極めができなかったところがこうした判定となったひとつの要因です」

 そのうえで、「映像を観る限り、あきらかにペナルティエリアの中でのコンタクト」と改めて強調。「これは見落とされた重大な事象だと言える」と見解を述べた。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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