「コウは素晴らしい」ボルシアMG監督が板倉滉を絶賛! 独紙はチーム最高評価「“ホーム”で輝きを放った」

2022年08月16日 サッカーダイジェストWeb編集部

「すっかりファンを虜にしている」

古巣のシャルケ戦で奮闘した板倉。(C)Getty Images

 現地8月13日に行なわれたブンデスリーガ第2節で、板倉滉が所属するボルシアMGはアウェーで吉田麻也を擁するシャルケと対戦し、2-2のドローに終わった。

 4バックの右CBで先発した板倉は、開幕節に続きフル出場。昨シーズンまでプレーしていた古巣シャルケとの対戦で、守備面で存在感を発揮した。

 日本代表DFのパフォーマンスに、ダニエル・ファルケ監督は「コウは素晴らしいパフォーマンスを披露した」と称賛。また、ローランド・ヴィルクスSDは「誰かを特別扱いするわけではないけれど、シャルケで昇格を決めた彼にとって、この試合は特別なものだった。素晴らしいプレーだったよ」と称えている。

 また、現地紙『BILD』の評価ではチーム内最高となる「1」を獲得(※ドイツメディアの採点は1が最高、6が最低)。『kicker』の週間ベスト11にも選出されている。
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「板倉は昨シーズン、シャルケを昇格に導いたひとりだ。ボルシアMGの一員として"故郷"に戻った彼は何のプレゼントも手にしていなかった。その代わり、素晴らしいスタッツを残した。デュエルの勝率64%、ヘディング7回のうち6回を制し、ピッチ上で最も多い126回のボールタッチを記録。多くの人が彼を認識している"ホームゲーム"で輝きを放った」(『BILD』)

 さらに、シャルケでがっちりとファンの心を掴んだように、ボルシアMGでもすっかり人気者だと伝えている。

「彼と似たタイプの若手の獲得をクラブは画策している。だが、この状態では板倉を超えることはできないだろう。彼はもう、すっかりファンを虜にしているのだ」 

 2試合を終えて1勝1分のボルシアMGは、首位バイエルン、2位ドルトムントに続くリーグ3位につけている。次節はホームでヘルタ・ベルリンと対戦。板倉は再びサポーターを魅了するパフォーマンスを発揮できるだろうか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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