元日本代表FWの播戸竜二氏が８月13日、自身のYouTubeチャンネルで最新コンテンツを投稿。湘南ベルマーレと徳島ヴォルティスでプレーし、引退後は湘南で営業を担当している島村毅氏をゲストに迎え、現役時に感じていたセカンドキャリアへの考えや現在の仕事について話を訊いている。

　島村氏は早稲田大卒業後に湘南に入団し、徳島への１年間のレンタル移籍を含め、2018年までプレー。CBを中心に11年間でJ１では84試合、J２では116試合に出場した。

　引退直後に湘南の営業部に配属された島村氏は、選手のセカンドキャリアについて、「考えているようで考えていない」人が多いと指摘する。

「コーチやりたい、監督やりたいって目ざしている人は、もしかしたら目標がはっきりしてるから、そっちの道に行きやすいと思うんですけど。『ちょっとぼくコーチじゃないな』とかだったとしたら、結構不安になる」
 

　現役時代から漠然とスーツ姿で働くことへの憧れがあったという島村氏。営業部加入当初はパソコン作業などできないことも多かったが、周囲の助けもあり「楽しさしかなかった」と振り返る。

　新規のスポンサー獲得のために湘南の魅力を伝えることなどが、営業の仕事。人と話すことが好きな島村氏は「楽しさしかない」と笑顔で語る。企業の社長と会うことも多く、「みんな面白いんですよ。勉強になるし。ベルマーレの話もできるし」と楽しんでいる様子だ。

　今後については「今の営業の仕事でしっかり、もっともっと結果出して。社会人、ビジネスマンとして『本当にあいついなきゃいけないよね』ところまでなって、次を考えたい」「今の仕事をしっかり極めていきたい」と意気込みを述べた。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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