現地８月13日に行なわれたプレミアリーグ第２節で、マンチェスター・ユナイテッドは敵地でブレントフォードと対戦。ブライトンに敗れた（●１-２）で敗れた開幕節に続き、０-４の完敗を喫した。データサイト『Opta』によれば、1992年の８月以来、30年ぶりの最下位に沈んでいる。

　この完敗のきっかけとなる先制点のシーンで猛批判されているのが、守護神のダビド・デ・ヘアだ。試合開始わずか10分、ジョシュ・ダシルバのシュートを後逸するかたちでゴールを許してしまう。このミスによる失点を皮切りに、17分にも自陣ビルドアップの軽率なパスにより追加点を許し、30分、38分にも失点。前半だけで０-４と大差がついてしまった。

　現地紙『Daily Mail』によれば、試合後にデ・ヘアは自ら希望して英衛星放送『Sky Sports』のフラッシュインタビューに登場。「今日の試合は僕のせいでチームがポイントを失った。ひどいパフォーマンスだった」と反省を述べた。
【動画】守護神デ・ヘアの信じられないミス…ブレントフォードのゴールラッシュにユナイテッドは撃沈

「ひとつめのミスの後にふたつめのミスを重ねて、試合をとても難しいものにしてしまった。最初のシュートは防がないといけなかったし、そうできていたら結果は変わったかもしれないんだ。もっと良いリアクションをしなければならなかった」

　怒りが収まらないのが現地のサポーターだ。デ・ヘアのミスに対して、「このリーグで最低のGKだ」「彼は砂漠送りになる必要がある」「恥でしかない」「彼はこのパフォーマンスで週給いくらもらっているんだっけ？」「頼むテン・ハーフ。こいつを下げてくれ。契約内容なんて知らないが2017年はとっくに過ぎた」「デ・ヘアのキーパーグローブにはそれは大きな大きな穴が空いているんだろうさ！」といった批判の声があがっている。

　また、元イングランド代表のガリー・リネカーも、自身のツイッターで「前半で４失点は衝撃的だが、うち２つはとてもコミカルなゴールだったね」と皮肉っている。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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