まさかの出番なしに終わった南野拓実、ライバルたちの活躍で序列低下の危機。いきなり窮地に…

2022年08月14日 サッカーダイジェストWeb編集部

フォファナが開始15分に一発退場

リーグ・アンデビューはお預けとなった南野。(C)Getty Images

 まさかの出番なしに終わった。

 南野拓実が加入したモナコは現地時間8月13日、リーグ・アンの第2節でレンヌとホームで対戦。1-1のドローに終わった。

 6日に開催されたストラスブールとの開幕戦(2-1で勝利)を筋肉疲労で欠場した南野は、その2日後のチャンピオンズ・リーグ予選3回戦第2レグのPSV戦で先発。ただ、第1レグに続いて見せ場を作れず、チームも敗退したこともあって、ファンから厳しい声があがっていた。

 汚名返上といきたかったこのレンヌ戦で、しかし出番は回ってこなかった。まず、ボランチのユースフ・フォファナが開始15分に一発退場になるアクシデントがあったことは考慮しなければならない。モナコは、残り75分を数的不利の状況で戦うことになり、攻撃の選手を使いづらい状況ではあった。

【動画】劇的展開!南野拓実が先発出場したPSV戦のハイライト
 ただ、59分に先制され、73分にFWブレール・エムボロのゴールで追いついた後、81分にクレパン・ディアタに代わって右サイドに投入されたのは、ジェウソン・マルチンスだった。PSVとの第2レグで、南野に代わって途中出場し、わずか2分でアシストをマークしたウイングだ。

 一人少ない状況で、運動量が豊富で守備を怠らない南野が使われてもおかしくない場面だったが、フィリップ・クレメント監督が選んだのは、ポルトガル代表アタッカーだった。まだ数試合とはいえ、序列が下がったと言えなくもない。

 同じく新戦力のエムボロも活躍し、絶対的エースのウィサム・ベン・ヤーデルがいることを考えると、南野は今後もサイドでの起用が多くなりそうだ。そこで、どれだけ目に見える結果を残せるか。新天地でいきなり窮地に陥りつつある。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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