「ロナウドはここにいたいと言っているのか」「クラブ内でパニックはなかったか」マンU指揮官は率直な質問にどう答えた?

2022年08月13日 サッカーダイジェストWeb編集部

「パニックがなければ、もっと心配しているよ!」

開幕節はまさかのベンチスタートとなったC・ロナウド。2戦目の先発入りは?(C)Getty Images

 マンチェスター・ユナイテッドのエリク・テン・ハーフ監督が、現地時間8月13日に行なわれるプレミアリーグ第2節ブレントフォード戦を前に、記者会見に出席した。

 ユナイテッドは、新体制初陣となったブライトンとのリーグ開幕戦で、前半に2点を先行された後、クリスチアーノ・ロナウドを投入した後半に反撃に出るも、相手のオウンゴールでの1点止まり。1-2で敗れる厳しいスタートとなり、ファンやOBからは辛辣な声が飛んでいる。
 
 52歳のオランダ人指揮官は、「いつも簡単だとは言わないが、ユナイテッドはトロフィーのためにあるのだと思う。それは誰もが期待する基準でなければならない。低い基準で生きてはいけないし、そうなれば自分たちがいるべき場所に戻れない」と発言。そのうえで、「今週、クラブ内でパニックはなかったか」と問われると、こう説明した。

「ユナイテッドが上手くいっていないとき、勝っていないとき、それは普通(パニック)だ。パニックがなければ、もっと心配しているよ!我々は勝たなければならない、それが求められるものだからだ。でも『パニック』という言葉は適切ではないね。『さあ、行動しなければ』という感じだ」
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 話題は、退団を要求したとも報じられているC・ロナウドにも及んだ。「クラブにいたくない選手を先発させるという状況は、どうなんだ?」という問いには、「それ(退団要求)はあなたの推測だ。彼が私に言っていることではない」と回答。「彼はここにいたいと言っているのか?」という単刀直入な質問には、次のように答えた。

「私は今いる選手とやり取りしているし、今シーズンは彼と共に計画を立てた。一緒にいれて満足しているし、今は彼をチームにフィットさせなければならない。彼は我々が期待する仕事ができるように、正しいフィットネスレベルにならなければならない」

 チームへの合流が大幅に遅れ、プレシーズンマッチはわずか45分の出場に留まったなか、ブライトン戦ではベンチスタートとなった稀代のスーパースター。敵地でのブレントフォード戦では、スタメン入りするのだろうか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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