「冨安はベンチウォーマーになる可能性がある」英紙がアーセナル“昨季移籍組”の現状に見解!「起用可能な時はうまくやった。だが…」

2022年08月11日 サッカーダイジェストWeb編集部

「今シーズンがアーセナルでの彼の未来を大きく左右するだろう」

コンディションが整わず、開幕戦の出場を見送った冨安。(C)Getty Images

 デビューしてからシーズン前半戦の出来は見事だった。一方で、後半戦はケガに泣き、今季もプレミアリーグ開幕戦を欠場している。アーセナルの冨安健洋にとって、今シーズンは勝負の年だ。

 英紙『Mirror』は8月10日、昨年夏にアーセナルが獲得したアルベール・サンビ・ロコンガにミランが関心を寄せており、1年で移籍する可能性があると報道。ミケル・アルテタ監督の下で昨夏加入した戦力の出来について報じた。

 その中で、同紙は守護神アーロン・ラムスデイルやベン・ホワイトを「良かった」と評価。一方で、昨夏完全移籍したマーティン・ウーデゴーや、冨安、ヌーノ・タバレスといった選手たちには「疑問符」がつくとしている。

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 Mirror紙は冨安について、「8月に1600万ポンド(約26億4000万円)でボローニャから加入し、起用可能なときはうまくやった。だが、フィットネスが懸念となり、デビューシーズンはプレミアリーグで21試合出場にとどまっている」と報じた。

「ウィリアム・サリバによってホワイトが右サイドに回り、トミヤスがベンチウォーマーになる可能性もある。ウーデゴー同様、今シーズンがアーセナルでの彼の未来を大きく左右するだろう。ガナーズのファンは、トミヤスがクラブにとって屈強な存在になれると信じているはずだ」

 冨安は先週末、U-21チームの試合に出場し、ハーフタイムまでプレー。実戦復帰を果たし、13日のプレミアリーグ第2節レスター戦で戦列に復帰するとも言われている。

 2022年になってからのコンディションから慎重さが求められるだけに、先発出場ではなくベンチスタートになるとも報じられているが、いずれにしてもまずは安定してピッチに立つことが最も重要なのは言うまでもない。昨シーズン前半戦のような活躍を、シーズンを通じて見られるように願うばかりだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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