「ありがとうじゃないでしょ」城彰二がザックへの感謝にカツ!日本の特長を活かす方針作りを提案「連係力とか助け合いは世界トップ」

2022年08月11日 サッカーダイジェストWeb編集部

欧州の強豪国では方針のトップダウンを続けることで歴史ができる

城氏はザッケローニ元代表監督の人間性を認めつつ、結果が出なかったことは追及すべきだったと語る。(C)SOCCER DIGEST

 元日本代表FWの城彰二氏が8月10日、自身のYouTubeチャンネル『JOチャンネル』で最新コンテンツを公開。日本代表の強化方法について語った。

 城氏は2014年のブラジル・ワールドカップで日本代表を率いたアルベルト・ザッケローニ元監督が退任して離日する際に、感謝する雰囲気だったことに「日本ってまだまだだと思った」と振り返る。「誰に聞いても良い監督だった」と選手からの信頼を得ていたようだが、「だけど、どうなの?」と疑問を呈する。

 ブラジル大会の日本はグループステージで1分2敗の最下位。城氏は「海外なら圧力をかけたはず」「ありがとうじゃないでしょ。結果残していないんだから」として、結果を出せなかったことへの反省や、日本代表を強くするための提言を求める必要があったと主張する。
 
 また城氏は、ザッケローニに限らず、代表監督による総括がない現状を嘆く。日本サッカー協会はワールドカップごとに分析しているものの、そこから生まれる方針を打ち出さないことで「監督によって戦術が変わる」と指摘。指導者からは、「どういう選手を育てればいいのか一切分からない」という声が上がっていると明かす。

 そのうえで、イタリアやスペインでは、方針のトップダウンを続けることで歴史ができると紹介。日本でも方針作りの必要性があると訴える。

「日本独自の戦い方。連係力とか助け合い、グルーピングがすごく得意。多分ナンバーワンが取れるくらい」「周りのことを気遣いながらプレーできたり、カバーできる能力は特化している」「そういうのを活かしながら、積み上げていくとか、分析方法がある。日本の特長があるはずだから」と方針作りを提案した。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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