浦和がSNS上の他クラブサポへの暴力的表現を非難する声明「レッズの理念に反する行為」「警察との連携等の対応」

2022年08月10日 サッカーダイジェストWeb編集部

10日のルヴァン名古屋戦はホーム初の声出し応援段階的導入運営検証対象試合に

浦和がSNS上で暴力的表現を用いた投稿を非難する声明を発表した。

 浦和レッズは8月10日、『SNS上での暴力的な表現を用いた投稿について』と題した声明を発表。SNSへの投稿について断固たる姿勢を示した。

「SNS上にて、他のJ1クラブのサポーターの方に対する暴力的な表現を用いた発信を確認しました。発信元となったアカウントは既に削除されておりますが、所有者が浦和レッズのファン・サポーターであるという情報もございます」として、以下のように記す。

「スポーツは闘いですが、そこにはルールがあります。ルールある熱いサポートは、仲間との絆を深め、チームを勝利に導くと考えております。一方、SNS上で暴力的な表現を用いた投稿を行うという行為は『ルールある熱いサポート』には該当せず、私たち浦和レッズの理念にも反する行為であると認識しており、明確に非難いたします。なお、弊クラブでは、本件に関して既に警察との連携等の対応を適切に行っております」
 
 浦和は7月にサポーターの声出しやマスク未着用のガイドライン違反によって、Jリーグからけん責と2000万円の罰金処分を受けていた。また、処分決定直後のJ1第23節・川崎フロンターレ戦(3-1)後には、サポーターがスタンドで処分への不満やJリーグに対する言葉が書かれた横断幕を複数掲げたという報道もある。

 ファン・サポーターへの警告ともとれる声明を発表した浦和は10日、ホームゲームとしては初の声出し応援の段階的導入運営検証対象試合となるルヴァンカップ準々決勝第2戦で、名古屋グランパスと対戦する。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

【PHOTO】スタジアムを赤と青に染めた浦和、川崎サポーター
 
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