日本代表MFが厳しいディフェンスに負けず前進し、デュエルの強さを見せた。

　名古屋グランパスは８月８日、J１第24節で浦和レッズを３－０で下した。この試合で終盤に見せた相馬勇紀の身体の強さが注目を浴びている。

　相馬は90分、左サイドの低い位置で相手のダヴィド・モーベルグからボールを奪う。奪い返しに来たモーベルグを跳ね返して前進しようとすると、相手SBの宮本優太のチェックに遭う。宮本に肩を当てられ、ユニホームを引っ張られながらも前へ進む。敵陣までボールを運び、宮本のファールを誘った。

　中継していたDAZNで解説を務めていた松原良香氏は「いやー。素晴らしい。本来ならば倒れるんですけど。体幹も強いし、身体もぶれないですね」と驚きとともに称賛。
 

　このプレーを公開したJリーグのYoutube公式チャンネルには、「相馬の体幹がないとしたら最初で潰されてると思う」「スタメン出場で89分にこれよ」「真の決闘者だね」「相馬頑張るから好き」「ホント逞しくなったなぁ」などの声が寄せられた。

　先のE-１選手権では３ゴールを挙げ、町野修斗（湘南ベルマーレ）とともに得点王に輝き、大会MVPにも選ばれた相馬。カタール・ワールドカップでハイレベルな日本代表のサイドアタッカー陣に食い込むためにも、Jの舞台でどこまでアピールできるか。さらなる奮起に注目が集まっている。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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