葛飾区からJリーグへ! 南葛SCの躍進願い「キャプテン翼絵馬」が登場

2015年09月24日 サッカーダイジェストWeb編集部

葛飾区亀有の亀有香取神社のみで販売される

亀有香取神社で発売される「キャプテン翼絵馬」。ボールタイプのものと、従来の五角形タイプの2種類が販売される。

 9月21日、東京都葛飾区亀有にある亀有香取神社で、世界的に知られるサッカーマンガ、「キャプテン翼」の絵をあしらった「キャプテン翼絵馬」が登場。その披露式典が行なわれた。
 
 この絵馬は、「キャプテン翼」の作者、高橋陽一さんが後援会長を務める、葛飾区のサッカークラブ『南葛SC』が、亀有香取神社に必勝祈願の参拝に訪れたことが縁で作られたとのこと。亀有香取神社の唐松宮司は、「この絵馬を通じて多くの区民に南葛SCを知ってもらいたい」と述べていた。
 
 絵馬のデザインは、主人公の大空翼とライバルの日向小次郎のキャラクターを使用。「蹴勝」「健脚」の2種類の絵馬が用意される。また式典では、幅200センチ、高さ170センチの木製サッカーゴール型絵馬掛けも披露された。こちらにはその場で高橋さんが翼くんの絵入りでサインを描き入れ、ファンにとってはますます興味深いものになった。
 
 南葛SCは、トップチームが東京都3部に位置し、ジュニアユースやジュニアといった下部組織に加え、女子、フットサルのチームも擁する実在するスポーツクラブ。チームを運営する及川達也理事長によれば、「2020年には男子のJリーグ参戦、女子チームのなでしこリーグ参戦、さらにはフットサルチームのFリーグ参戦を目標に掲げている」とのこと。おわかりのとおり、このチーム名ももとは「キャプテン翼」の主人公らが所属していたチーム名で、作者の高橋さんが葛飾区出身だったことから縁が生まれ、2013年から現在のチーム名となっている。
 
 披露式典では、最後にキャプテン翼の登場人物たちになりきったコスプレーヤーに混じって青木克徳葛飾区長も登場。チームの後援会名誉会長として、南葛SCへの期待を述べていた。なお、絵馬は神社内にある社務所で販売され、絵馬掛けも亀有香取神社の境内に設置される。
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