「絶望を感じる」レジェンドOBネビル、古巣ユナイテッドの黒星発進に嘆き!「リーグで最も戦いやすい相手だ」

2022年08月08日 サッカーダイジェストWeb編集部

「お馴染みのパフォーマンスだ」

ロナウド(左)の途中投入も実らず、ユナイテッドはブライトンに敗戦を喫した。(C)Getty Images

 マンチェスター・ユナイテッドは8月7日、プレミアリーグ開幕戦で三笘薫が所属するブライトンと対戦し、ホームで1-2と敗れた。三笘に出場機会がなかった一戦は、エリク・テン・ハーフ新体制のユナイテッドにとって手痛い黒星となっている。

 前半に2失点したユナイテッドは、後半にオウンゴールで1点を返したものの追いつくには至らず。後半途中から去就を巡る騒ぎが絶えないクリスチアーノ・ロナウドも投入したが、勝点を手にすることができなかった。

 レジェンドOBのガリー・ネビル氏は、英衛星放送『Sky Sports』で「(ユナイテッドは)リーグで最も戦いやすい相手だ。それがとても心配だよ」と嘆いている。

「プレシーズンは有望だったが、(テン・ハーフにとって)ショッキングだろう。だが、彼に与えられたユナイテッドの選手たちを見てきた者ならだれでもお馴染みのパフォーマンスだ」

「どの監督も前任者よりうまくやれると思って就任するものだ。だが今日、彼はあの選手たちに何ができるかを目にした。それが現実だ。プレシーズンで良い兆候を見ていたから、テン・ハーフは落胆しているだろう。だが、これが現実だ」

【動画】ベンチに座るロナウドが怒りの表情で激しいジェスチャー
 さらに、ネビル氏は「監督には時間が必要だから、彼を責めることはない。選手たちのことももう責めないよ」と、クラブのスカッドづくりを批判し、オーナーのグレイザーファミリーは退陣すべきとの考えを改めて強調している。

「ビジネスをしていて、仕事をしない人たちは外すものだ。とどめるのはいやがらせだよ。楽しめていないのだからね。あの選手たちは代えるか、あるいはもっと良い選手たちで支える必要があるんだ。それが現実だよ。素晴らしい監督が再び活性化されたスカッドでシーズンを始められるように、彼に必要なツールを与えられていないことに、少し絶望を感じる」

「グレイザーファミリーがクラブを売却すべきときが来たんだ。今だよ」

 常時復権が期待されながら、かつての輝きを取り戻すことができていないユナイテッド。出だしからつまずいた新体制は、流れを変えることができるのだろうか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

【画像】プレシーズンマッチで試合終了前にスタジアムを後にするC・ロナウド

【PHOTO】絶世の美女がずらり! C・ロナウドの"元恋人&パートナー"たちを年代順に一挙公開!

【PHOTO】世界有数のスーパーカーがずらり! C・ロナウドの「愛車コレクション」を一挙公開!

次ページ【動画】ベンチに座るロナウドが怒りの表情で激しいジェスチャー

みんなにシェアする
Twitterで更新情報配信中

関連記事