「よくあそこでミスったな」ハーランドがマンCデビュー戦での決定機逸に自虐。「CL制覇のラストピースは自分だと思うか?」との問いには…

2022年08月07日 サッカーダイジェストWeb編集部

プレッシャーは「もちろんある。でも頭の中では…」

ハーランドはプレミアリーグ・デビュー戦で初ゴールを奪えるか。(C)Getty Images

 マンチェスター・シティのアーリング・ハーランドが、プレミアリーグ歴代最多得点記録(260点)を持つ、元イングランド代表FWアラン・シアラー氏のインタビューで、新天地での意気込みを語った。英公共放送『BBC』が8月6日付けで伝えている。

 22歳のノルウェー代表FWは今夏、ドルトムントから5100万ポンド(約84億円)もの移籍金で、かつて父アルフ・インゲ・ハーランド氏もプレーしたシティに加入。しかし、初の公式戦となったリバプールとのコミュニティ・シールド(●1―3)では決定機を逃してしまい、ほろ苦いデビューとなった。

 ハーランドは「『よくあそこでミスったな』という感じだね。また同じようなことが起こるかもしれない。試合の後はよく眠れないんだ。でもその次の試合で得点したり、何かをしたりするモチベーションにもなっている」と振り返り、父からもツッコミを受けたことを明かしている。

「コミュニティ・シールドの後、『なんで点を取らなかったんだ』というメッセージが送られてきたよ。そういえばザルツブルク時代、アンフィールドでリバプールと対戦する前には、『参考までに、私はアンフィールドで得点したことがあるから、お前よりアンフィールドでの得点数は多いよ』と言ってくれた」
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 プレッシャーは「もちろんある。王者のためにプレーしているのだから。でも頭の中では、できるだけ笑顔で、試合を楽しもうと考えている。人生はあっという間で、キャリアは突然終わってしまうからね」と言い、イングランド王者をさらなる高みへ導く決意を示している。

「チャンピオンズ・リーグやカップ戦ではより良い成績を残し、プレミアリーグでは常に調子を維持する必要がある。良いチームがたくさんあるので、簡単なことではない。シティが長年ここで培ってきたものをベースにすることが大切だ。自分なりのものを持ち込んで、より良いものにしたいね」

 直近5シーズンで4度のプレミアリーグ制覇を誇るシティだが、欧州制覇は1度も果たせていない。シアラー氏からずばり「チャンピオンズ・リーグを制覇するためのラストピースは、自分だと思うか?」と尋ねられると、次代を担うスーパースターは、あくまでチームの一員であることを強調し、こう語っている。

「チャンピオンズ・リーグはお気に入りの大会だ。アンセムもそうだし、全部好きだ。本当に素晴らしい大会だし、難しい大会でもある。僕の夢は優勝することだ」

「プレミアリーグで1試合1ゴールは可能か?」という問いには、「これについては、あまり多くを語れない。他の人が話してくれるのを待つしかないね。落ち着いて、できるだけ早く結果を出すようにしなければならない」と答えたハーランド。

 ゆくゆくはレジェンドの大記録超えへ――。まずはウェストハムと相まみえる7日のプレミアリーグ初陣で、第一歩を踏み出せるか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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