40ゴールも夢じゃない? 開幕2戦目、正確なフィニッシュで今季初弾を奪った古橋亨梧を現地メディアが高評価!

2022年08月07日 サッカーダイジェストWeb編集部

「まさにストライカー」「ヒットマンが息を吹き返した」

開幕2戦目にして今季初ゴールを奪った古橋。昨季の20ゴールを超えられるか。(C)Getty Images

 古橋亨梧が開幕から2戦目に、待望の今シーズン初ゴールを奪った。

 8月6日にスコットランド・リーグの第2節が行なわれ、日本人4選手が所属するセルティックは、ロス・カウンティと敵地で対戦。負傷が報じられた旗手怜央と井手口陽介はベンチ外となるなか、古橋はCFとして、前田大然と共に2試合連続で先発した。

 前半から惜しいシュートを放っていた古橋に、この日最大の見せ場が訪れたのは、スコアレスで迎えた48分だった。ジョッタがペナルティエリア左から送った折り返しを、右足できっちりと押し込み、鮮やかにネットを揺らした。

【動画】ジョッタのお膳立てから右足で冷静にフィニッシュ!古橋の今季初ゴールをチェック

 セルティックはその後、58分に一度追いつかれるも、84分にモリッツ・イェンツ、90+1分にリエル・アバダがゴール。苦戦を強いられながらも3―1で勝利を収め、確実に勝点3を積み上げた。

 勝ち越した直後の85分までプレーし、開幕からの連勝に貢献した27歳の日本代表FWに現地メディアも高評価を下しており、『SCOTTISH DAILY EXPRESS』は採点記事でチーム2位タイの「8点」を付与。寸評には以下のように綴っている。

【動画&画像】反響を呼んでいるセルティックのサードユニ。旗手と井手口をモデルに起用!
 
「前半はあまりボールに触れられなかったが、後半はボックス内で絶好のポジションを取り、まさにストライカーというフィニッシュで先制点を挙げた」

 また、『THECELTICWAY』も「7点」を与え、「日本のタリスマン」に賛辞を寄せている。

「前半の終わりには、強烈なシュートでGK(ロス)レイドローの手を温めたが、前半の大半は周辺人物に過ぎなかった。それでも後半3分、(カラム)マグレガーとジョッタが素晴らしい仕事をした後、低弾道のシュートを正確に放ち、ヒットマンが息を吹き返した」

 古橋は昨シーズン、海外初挑戦であり、怪我による長期離脱もありながら、公式戦20ゴールをクリアした。

 先日、『THECELTICWAY』は「怪我で離脱していなかったとき、彼は1試合あたり得点期待値0.85と相手にとって脅威だった。シーズンを通じて離脱することなく、相手守備に大損害をもたらしていったらどうだろうか。出場時間が2倍になれば、シーズン40得点も超える」と太鼓判を押していた。日本が誇るゴールゲッターは、ここからどこまで数字を伸ばせるか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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