川崎が脇坂のアウェーゴールで先制も…。C大阪が終了間際のタガート弾で1-1ドローに持ち込む【ルヴァン杯準々決勝・第1戦】

2022年08月03日 サッカーダイジェストWeb編集部

チョン・ソンリョンが再三ファインセーブを披露

貴重なアウェーゴールとなる先制弾を挙げた脇坂。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部)

 Jリーグは8月3日、ルヴァンカップ準々決勝・第1戦の4試合を各地で開催。ヨドコウ桜スタジアムではセレッソ大阪対川崎フロンターレが行なわれ、両者譲らず1-1のドローで決着した。
 
 立ち上がりは、スピードを武器とする宮城天、マルシーニョ、山田新の3トップが前線から積極的にプレスをかけてボールを奪い、川崎が攻勢を仕掛ける。9分、この試合がプロデビュー戦となった特別指定の山田が、宮城の右サイドからのクロスに反応し、ゴール前に飛び込む。これは相手DFにクリアされる。
 
 その後はC大阪に徐々に主導権を握られ、再三ピンチを迎える。22分、高い位置でボールを奪われ、上門知樹に放たれた強烈なシュートはGKチョン・ソンリョンが好セーブ。その5分後の波状攻撃にも、守護神がファインセーブで立ちはだかる。
 
 すると33分、右サイドの宮城から横パスをペナルティエリア手前中央で受けた脇坂泰斗が、巧みな反転から左足を振り抜き、ゴール右に突き刺す。川崎が貴重なアウェーを挙げた。
 
 
 後半も川崎がボールを保持し、縦に速い攻撃からチャンスを創出する。67分には、左サイドからのマルシーニョのクロスに、ファーサイドでフリーとなっていた山田がヘディングで合わせる。しかし、GKキム・ジンヒョンに右足1本で防がれる。

 C大阪は76分、左サイドを抜け出したジェアン・パトリッキがペナルティエリア左からシュートを放つも、GKに阻まれ得点に至らず。それでも89分、山中亮輔のアーリークロスにアダム・タガートが右足で合わせて同点弾ゴール。試合はこのまま終了し、痛み分けで決着した。

 第2戦の川崎対C大阪は8月10日、等々力陸上競技場で19時にキックオフ予定だ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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