堂安律、フライブルク初陣で値千金の一発!地元紙も絶賛「EL参戦組を危機から救った」「ドウアンの魔法のFK」

2022年08月01日 サッカーダイジェストWeb編集部

得点時以外も攻撃の中心として存在感を発揮

デビュー戦で値千金の決勝点を奪った堂安。(C)Getty Images

 現地時間7月31日にDFBポカール1回戦が行なわれ、堂安律の所属する前回大会準優勝のフライブルクは、今シーズンから2部に昇格した名門カイザースラウテルンと敵地で対戦。前半に1点を先行されるも土壇場で追いつくと、最後は延長戦の末に逆転勝利を収めた。

 今夏にPSVから完全移籍で加入し、ビーレフェルト時代以来、2シーズンぶりにドイツに復帰した堂安律は、2列目の右サイドで先発出場。早速デビューを飾ると、積極的にボールに絡み、攻撃の中心のひとりとして存在感を発揮する。そしてこの日最大の見せ場が訪れたのは、1―1で迎えた111分だった。

 自身が倒され、ゴール前中央で得たFKから自慢の左足を一閃。絶妙なコントロールショットで、GKの手の届かないゴール右隅に流し込んだ。白熱の一戦はそのまま2-1で終わり、24歳のレフティの鮮烈な一撃が決勝点となった。
【動画】延長後半、FKから鮮やかな一発!堂安がデビュー戦で奪った決勝点をチェック
 現地ファンもこの活躍に大興奮のようで、日本代表MFのゴールを速報したクラブ公式ツイッターの投稿には、「Ritsuuuuuuuuuu」「なんて男だ」「ドウアン愛してる」「夢のようなゴール」「リツ・ドウアンの挨拶代わりの一発だ!」といった熱烈なコメントが続々と寄せられている。

 また、地元メディアも絶賛。日刊紙『Badische Zeitung』は、「ドウアンの魔法のFK」「ロランド・シャライ(82分)とリツ・ドウアン(111分)の終盤のゴールが、ヨーロッパリーグ参戦組を敗退の危機から救った」と伝えている。

 デビュー戦でいきなり強烈なインパクトを放った堂安。今週末から始まるブンデスリーガでも大いに期待できそうだ。なお、昨シーズンは6位に入ったフライブルクは、8月6日に行なわれる第1節で、14位のアウグスブルクと敵地で相まみえる。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

【PHOTO】2022年夏に欧州で新天地を求めたサムライたち

【PHOTO】日本代表を応援する「美女サポーター」を厳選!

次ページ【動画】延長後半、FKから鮮やかな一発!堂安がデビュー戦で奪った決勝点をチェック

みんなにシェアする
Twitterで更新情報配信中

関連記事