「日本に嘲笑されて恥ずかしくないのか?」日韓戦で“0-3”4連敗の韓国代表、母国メディアの批判は収まらず!「かつては我々を恐れていたのに…」

2022年07月31日 サッカーダイジェストWeb編集部

「日本メディアも韓国に同情するほどだった」

日本に惨敗し、肩を落とす韓国イレブン。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部/JMPA代表撮影)

 日韓戦で惨敗を喫した韓国代表への批判は、まだ収まらないようだ。

 韓国代表は7月27日、E-1選手権の最終戦で日本代表と豊田スタジアムで対戦。0-3の惨敗を喫し、4連覇を逃した。

 A代表では昨年3月の横浜での対戦に続く0-3の完敗。さらに、韓国U-23代表は先月のU-23アジアカップで"2歳若い" U-21日本代表に0-3、U-17代表もU-16インターナショナルドリームカップで0-3と、各カテゴリーで「0-3」の敗戦が続いたことで、とりわけ日本戦に臨む気持ちや姿勢が酷評されている。

 試合から3日後の30日、韓国のスポーツメディア『Sportal Korea』は「日本に嘲笑された韓国サッカー。それでも日韓戦への動機づけが難しいのか」と題した記事を掲載。こう主張している。

「じゃんけんでも負けてはならないのが日韓戦だ。サッカーでは、日本には最高のライバル意識を持ち、アジアトップの座をめぐって長い間争ってきた。これまで韓国は日本に対して特に強い姿を見せたが、流れは変わった。 A代表、年代別代表を含めて4試合連続で0-3の完敗を喫した」

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 同メディアは「以前なら、韓国代表は日本を目の前にするだけで変わった。パク・チソン、キ・ソンヨン、ク・ジャチョルがプレーしていた時もそうだった。ボールを奪うと死に物狂いで取り返していた。韓日戦は単なるサッカーの試合ではなく"戦争"だった。もちろん今は時代的に状況が違うが、韓日戦に格別な意味があるのは変わらない。今もそうで、これからもそうだろう」と続けている。

「今回の完敗は相手が日本だったというだけでなく、ワールドカップまであと4か月ということに、さらに衝撃が大きかった。しかし、やはり最大の問題は相手が日本だからだ。日本でなければ、試合後の嵐がこのように吹き荒れてはいなかっただろう」

 記事は、「日本に勝たなければならないというルールがないのは、ワールドカップやオリンピックのような世界大会のみだ。E-1選手権から親善試合に至るまで、すべての日本戦は必ず勝たなければならない。試合前に『日本に負ければ失うことが多すぎる』と思えば、すでに一歩進んだ状態でグラウンドに入るのだ」と指摘。こう批判を展開している。

「今回の敗北で国民に謝罪を強要するわけではないが、深刻さを知らなければならない。前述したように、韓日戦は戦争だ。今回の敗戦は、文字通り蹂躙された、最悪の敗北だった。負けてはいけないが、たとえ負けたとしても、韓国の闘志を見せてほしいということだ。ファンもそれが欲しいのだ」

『Sportal Korea』は、「日本サッカーのレジェンドである城彰二氏は、『もう韓国の時代は終わった。韓国がボールを握れば、何も起こらないように快適だ。もう私たちのライバルではない』と嘲笑しながら評価をした。日本メディアも韓国サッカーに同情するほどだった」と嘆き、こう締めくくっている。

「恥ずかしくないのか? かつて日本は我々との対戦を恐れていたが、いま我々を嘲笑している。韓日戦は普通の親善試合と絶対に比較できないプライドを懸けた戦いだ。単に親善試合だと軽く考えるなら、もうおしまいだ。本当に変わらなければならない」

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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