「韓日戦でなぜ燃えない!」日本に惨敗した韓国代表の“意外な変化”に母国メディアが危機感!「我々の優位性は消え去った」

2022年07月28日 サッカーダイジェストWeb編集部

「ここが逆転してしまえば、日本に太刀打ちできるはずがない」

がっくりと肩を落とす韓国代表イレブン。覇気のない戦いぶりに地元メディアは怒りを滲ませた。写真:塚本凜平(サッカーダイジェスト写真部/JMPA代表撮影)

 日本代表を恐怖に陥れたあのファイティングスピリットはどこへ行ったのか。肩透かしを食らったのは、韓国のメディアやファンも同じだったようだ。
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 水曜日ナイターで開催されたE-1選手権・最終節、日本代表vs韓国代表の一戦は、ホームチームが3-0の快勝を収めた。森保ジャパンは0-0で折り返した後半にゴールラッシュを決め込み、逆転で4大会ぶり2度目となる東アジア制覇を達成。史上初の男女アベック優勝を飾ってみせた。

 一方、屈辱の惨敗を喫した韓国サイドは穏やかではない。昨年3月にフルメンバーのA代表が横浜で0-3完敗を喫したのに続く無残な結果。しかも今年に入ってからU-23代表、U-16代表も同じく日本に0-3で敗れており、E-1選手権では女子代表もなでしこジャパンに苦杯を舐めた。

 韓国メディア『STN Sports』は対日本戦における壊滅的な現状を受けて、代表選手たちのモチベーションに疑問を投げかけた。
 

「かつて対日本戦で発露したファイティングスピリットはどこへ行ったのか。韓日戦でなぜ燃えないのか。序盤から韓国の選手たちは日本のハイプレッシャーに四苦八苦で、運動量だけでなく勝利への意欲でも後手に回っていただろう。日本はファウルも辞さない強い姿勢で臨み、韓国は中盤での自由を完全に奪われてしまった。

 韓日戦と言えば、韓国が日本をフィジカル面で圧倒するのが常だったはずだ。だがもはやその優位性も消え去ってしまった。U-23世代のゲームでもその傾向は顕著で、日本のアグレッシブなスタイルに辟易としている。せめて激しい闘争心だけでも示してくれれば……。最大の強みであったここが逆転してしまえば、日本に太刀打ちできるはずがない」

 カタール・ワールドカップ開幕を4か月後に控え、日本の国内ゲームはE-1選手権が最後となった。なお大会MVPには日本の相馬勇紀が選出。相馬は町田修斗と並んで大会得点王(3得点)にも輝いている。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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