「自分の持ち味を存分に発揮しようとしたが…」10年越しで代表初スタメンの宮市亮、中国戦は「悔しさが残る」

2022年07月24日 サッカーダイジェストWeb編集部

宮市が初めて代表入りしたのは2012年の19歳の時

中国戦では先発し、69分までプレーした宮市。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部/JMPA代表撮影)

 日本代表は7月24日、E-1選手権の第2戦で中国代表と対戦。数あるチャンスをモノにできず、0-0の引き分けで終わった。

 この試合で先発に名を連ねた宮市亮は、これが代表初スタメン。初めてA代表に選出されたのは2012年で19歳の時。キリンチャレンジカップのアゼルバイジャン戦で62分に香川真司に代わってピッチに登場し代表デビューを飾った。同年10月の国際親善試合のブラジル戦でも交代出場したが、その後は度重なる負傷もあって、代表からは遠ざかっていた。

 9年9か月ぶりに29歳で招集された宮市は、先日のE-1選手権の第1戦・香港との試合で64分から交代出場。そして中国戦ではスタートから登場した。

 試合後のフラッシュインタビューで、代表初スタメンについて聞かれると、「結果的に引き分け。そういうところ(初スタメン)よりも結果の悔しさが残ります。自分の持ち味を存分に発揮しようとしたが、なかなか結果に結びつかず残念でした」と唇を噛む。
 
 もっとも、多くの経験を重ねた宮市は、次の試合を見据えてこうコメントした。

「最後、韓国戦に勝てば優勝のチャンスもあると思うので、しっかりとやっていきたい」

 日本は、E-1選手権の第2節までを終えて、1勝1分の勝点4。同6で現在1位の韓国と、7月27日に優勝をかけて直接対決に臨む。

 2戦連続で出場した宮市は、「(韓国戦は)激しい戦いになると思うので、絶対に勝ちはマスト。頑張りたい」と次戦への意気込みを語った。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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