4発完勝の台湾戦で“左右”SBで躍動した、なでしこ宮川麻都が中国戦に意気込み「アジアカップのリベンジを」

2022年07月23日 サッカーダイジェストWeb編集部

菅澤の4点目をアシスト

前後半で左右のSBを勤め上げた宮川。写真:塚本凜平(サッカーダイジェスト写真部)

 日本女子代表は7月23日、E-1選手権で台湾女子代表と対戦し4—1で勝利した。2-1で競り勝った初戦の韓国戦に続き、連勝を飾っている。

 韓国戦から先発を9名入れ替えた台湾戦。左SBで先発、後半からは右SBでプレーするマルチな活躍かつ、菅澤優衣香の4点目をアシストした宮川麻都は試合後、大勝をこのように振り返った。

「最初に失点してしまってバタついたけれど、前半でしっかり逆転して折り返し、後半に2点取れて勝ったことはプラスに捉えたい」

 ただ、課題として挙げたのは「球際の部分」だ。台湾は試合開始直後、前線から激しいチェックを仕掛け、なでしこメンバーのミスを誘った。そのドタバタを突かれてフィニッシュまで持ち込まれる場面が多々あり、大勝の中の反省材料となっている。
【E-1選手権PHOTO】日本女子4ー1台湾女子|先制点献上も菅澤や上野らの得点で計4ゴールの逆転勝利!最終節の中国戦へつなげる重要な勝利に
「全体的に準備が遅かったり、判断が遅かったりで、球際に強くいけなかった場面が多かったんじゃないかなと。相手が、自分たちが思った以上に前から(プレスに)来て、シュートまでいかれてしまった。

 そこはしっかり、相手がどういう風に来ても対応できるようにしないといけない。日本も練習の中で1対1のコンタクトや、試合前のアップでもやっていることなので、もっと積み重ねていけたらいいと思う」

 次戦は中国戦。今年2月のアジアカップ準決勝でも対戦し、PK負けした相手だが、宮川は出場しなかった。

「一番負けたくない相手。アジアカップのリベンジを目標に、自分たちがチャレジャーという気持ちで挑みたい」

 E-1連覇がかかった中国戦は、7月26日に行なわれる。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

【関連動画】なでしこジャパン上野が前半終了間際に決めた勝ち越しのヘディング弾

【PHOTO】清水梨紗、塩越柚歩、仲田歩夢!試合に華を添える注目の"WEリーガー"を厳選!

【E-1選手権PHOTO】日本女子4ー1台湾女子|先制点献上も菅澤や上野らの得点で計4ゴールの逆転勝利!最終節の中国戦へつなげる重要な勝利に
 
みんなにシェアする
Twitterで更新情報配信中

関連記事